東京の基盤に繋がっている江戸幕府の町づくり
The Edo Shogunate’s urban development is connected to the foundations of modern-day Tokyo.
萬世御江戸繪圖(出典:国立国会図書館)
天正18年(1590年)に徳川家康が入封した当時の江戸は、日比谷辺りまで江戸湾(現東京湾)が迫っていた地で、江戸城は石垣も無く土塁のみで守られた小規模な城でした。
慶長8年(1603年)に征夷大将軍となった徳川家康は、日比谷入江の埋立や江戸城の整備を開始。全国の大名を動員しておこなう天下普請(てんかぶしん)により、江戸の町を政治・経済の中心にふさわしい都市にする整備を始めました。
江戸の町の整備は家康の代にとどまらず2代将軍秀忠・3代将軍家光の代でも続けられ、約30年にわたりおこなわれました。この徳川幕府による江戸の都市設計は、現在の東京の街の原型として息づいています。
そんな江戸時代の歴史に触れることができる、東京のスポットを紹介します。
江戸城跡とその周辺を巡る
The ruins of Edo Castle and surrounding historical sites.
江戸時代の政治の中心地であった江戸城。本丸・二の丸・三の丸などがあった本城は、皇居東御苑として一般公開されています。当時を偲ばせる石垣や城門、そして天守台も残っており、歴史好きなら一度は見学したいスポットです。
また皇居周辺にも重要文化財に指定されている田安門・清水門・外桜田などをはじめ、多くの城門が残っているほか、牛込や赤坂などには外堀跡の石垣が残っています。
江戸城跡(皇居)周辺を巡る
街中に隠れた江戸城跡を巡る
江戸時代の歴史を感じさせる社寺を巡る
Shrines and temples with deep ties to the Edo Shogunate.
江戸時代、神社は国家安泰や繁栄を祈願する場所として不可欠でした。
その中でも重要視された神社には、幕府が社領や社殿の寄進をおこなっています。今でもその歴史的建造物が残っている神社もあるんですよ。
また、必ず特定の寺院に所属するという寺請制度があったため、寺院も人々の身近な存在でした。
そんな江戸時代の歴史と関りが深い、東京の社寺を巡ってみませんか?
徳川将軍と関係する社寺を巡る
江戸幕府の庇護を受けた神社を巡る
さらに江戸時代の歴史に触れられるスポットを巡る
Other spots where you can experience the history of the Edo period.
江戸時代の歴史に出会える隠れたスポットを紹介します。江戸時代に浮世絵に描かれた、かつての景勝地や史跡など、
かつての景勝地を巡る
江戸時代を感じさせるその他のスポット
東京以外にある江戸時代を感じさせるスポットを巡る
Spots outside of Tokyo that will give you a taste of the Edo period.
東京以外にある江戸時代の風情を感じさせるスポットや、江戸幕府と関連の深いスポットを紹介。
明治時代の初めにはまだこれだけ様々な城が残されていたんですね。
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江戸時代に歌川広重が描いた名所江戸百景を、現在の写真や地図と対比して解説したガイドブック。
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