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歴史の町・行田を徹底紹介!おすすめ歴史散策スポット9選【埼玉】

歴史の町・行田を徹底紹介!おすすめ歴史散策スポット9選【埼玉】
行田 埼玉古墳群

埼玉県名発祥の地といわれる行田市には、国の特別史跡に指定された「埼玉古墳群」をはじめ、様々な時代の魅力的な歴史スポットが多くあります。

そんな行田の歴史散策スポットとそのオススメポイントを紹介します!
是非参考にされて出かけてみて下さい。

行田町歩きのオススメポイント

行田 足袋蔵のまち

埼玉県行田市には歴史や文化が楽しめるスポットが多くあります。

その特徴としては、古墳時代に遡る古代のロマンや戦国時代、そして江戸時代から昭和にかかる歴史・文化など、幅広い時代に渡っている点です。

好きな時代をつまめる入り易さといいますか(笑)。一方、それぞれの時代が交錯するスポットに時々出会うのが、行田の歴史散策の面白いところでもあります。

行田の歴史が楽しめるスポットを年代順に紹介してみますので、心惹かれるスポットを探してみて下さい!

『古墳時代の歴史スポットを巡る』

「さきたま古墳公園」 出土品が国宝に

まずは古墳時代の歴史スポットの紹介。

「埼玉古墳群」は5世紀後半~7世紀中頃にかけ、150年以上にわたり大型古墳が連続して築造された、全国でも有数の大型古墳群です。

ちなみに古墳群の住所は行田市埼玉で、この辺りは”埼玉県名発祥の地”といわれていますよ!

行田 埼玉古墳群
稲荷山古墳

前方後円墳8基・大型円墳1基の計9基の古墳が残されており、「さきたま古墳公園」として整備されています。

最も古い前方後円墳が「稲荷山古墳」。 昭和53年、ここから発掘された鉄剣から、金を埋め込んだ銘文合計115字が発見され一躍話題になりました。稲荷山古墳は鉄剣が出土された頂上まで登ることができますよ!

鉄剣は国の成り立ちに関係する重要な資料として、国宝指定されてます。公園内の博物館で実物が見れるのでお見逃しなく!

お城ファンに良く知られるのが、日本最大級の円墳「丸墓山古墳」。

戦国時代、石田三成が忍城を水攻めした際、城周囲を見渡せる陣として選んだのがこの古墳の頂上でした。

こちらも登墳でき、頂上からは忍城址公園の復元櫓(やぐら)が見えます。是非登ってみて、戦国時代に思いを馳せてみて下さい!

さきたま古墳公園
住所:埼玉県行田市埼玉(GoogleMapで開く

 詳細なレポートはこちらへ!(博物館国宝展示室とすべての古墳の紹介)

「八幡山古墳」 穴場的な必見スポット

もう一ヶ所、印象的な古墳を紹介します。

行田 八幡山古墳

「八幡山古墳」の全景です。

奈良県の飛鳥石舞台は有名ですが、関東近辺でこの様な剥き出しの古墳石室が見れるのは珍しいのでは?

元々は直径約80mの大型円墳で、埼玉古墳群より後の7世紀前半に造られたものといわれます。

昭和初期、近隣沼の干拓事業の為に古墳の封土を崩した際、石室が出現。現状は盛土をどけて石室だけ露出された状態になります 。

石室の内部に入っての見学もできるんですよ!(公開日は要注意)

若干辺ぴな場所にあり知名度が低い気がしますが、「こんなのあるんだ~」と歴史好きを唸らせること請け合いのスポット。是非お立ち寄りあれ。

八幡山古墳
住所:埼玉県行田市藤原町1-27-2(GoogleMapで開く

 詳細なレポートはこちらへ!(石室内部近景・近隣の地蔵塚古墳も紹介)

「古代蓮の里と、田んぼアート」 悠久のロマン

花好きの方にオススメしたいスポットが、こちら「古代蓮の里」。

行田 古代蓮の里

昭和48年、この地域で焼却場の施設工事が行われました。その際、掘削した場所に水がたまり池となり、地中深く眠っていた蓮の実が静かに目覚めました。

その蓮はかなり原始的なもので、蓮の実と周辺の出土品から1400年~3000年前のものと推定されたそうです。悠久のロマンを感じますね!それにしても、行田は掘ると色々出てきますなあ(笑)。

蓮の開花時期は6月中旬から8月上旬まで。夏が近づいてきたら「古代蓮の里」の存在を思い出して訪ねてみて下さいね!

また、近隣の田んぼで毎年開催される「田んぼアート」が季節の風物詩になってます。”世界最大の田んぼアート”としてギネスに認定もされているんですよ!

古代蓮の里
住所:埼玉県行田市大字小針2375番地1(GoogleMapで開く

 詳細なレポートはこちらへ!(公園内詳細と田んぼアートも紹介)

『忍城を巡る戦国時代散策』

「忍城跡公園」 “のぼうの城”の舞台

忍城は室町時代の文明10年(1478年)頃に成田氏により築城されたとされ、関東七名城の一つに数えられる平城(平地の城)です。続日本100名城にも選定されています。

行田 忍城

忍城の名前を近年広めたのが、2012年に公開され大ヒットし日本アカデミー賞作品賞他も受賞した映画「のぼうの城」ですね。戦国時代、石田三成の水攻めに屈せず「浮き城」の別名が付いたエピソードを軸にした物語でした。

城跡は元々本丸だった場所が現在は城址公園となっており、外観復興された御三階櫓(やぐら)が公園のシンボルとなっています。

当時の鐘楼や土塁の一部などが残っていますが、遺構自体は少ないです。

公園内には「行田市郷土博物館」が併設されており、入館すると内部でつながっている御三階櫓の中に入ることができますよ。

櫓内の忍城関連の展示物は案外面白いものがあり(失礼な言い方だ!)、見学をオススメします。展望台もありますが、ちょっと視界が狭いかな。。。

行田市郷土博物館
住所:埼玉県行田市本丸17-23 (GoogleMapで開く

 詳細なレポートはこちらへ!

「水城公園」 忍城の外堀跡

忍城址公園から400~500m程の場所にある「水城(すいじょう)公園」。

忍城の外堀跡を利用して整備された水郷公園で、市民の憩いの場となっています。

行田 水城公園

四季折々の草花が楽しめます。春は桜やツツジの名所としても知られ、夏は池を埋め尽くすホテイアオイが見どころ。

忍城の遺構などは無いですが、歴史に思いを馳せながら季節を感じてのんびり歩くにはとても気持ち良い公園です。

水城公園
住所:埼玉県行田市水城公園1249(GoogleMapで開く

「石田堤」 石田三成の堤防

行田市と鴻巣市の境目の辺りに、「石田堤」と呼ばれる戦国時代の遺構が残っています。

行田 石田堤

忍城水攻めに関連する遺構。石田三成は城周囲の広大な範囲に大堤防を築き、周囲の利根川・荒川から水を引き城を水攻めにしました。

行田市の「石田堤歴史の広場」周辺には282mの堤の遺構が、お隣の鴻巣市の「石田堤史跡公園」周辺には更に300mの遺構が残っています。

解説ボードもあり堤の断面図が見れたりと、野外にしては案外充実した史跡スポットです。

若干マニアックな素材ではありますが(笑)、歴史好きには楽しめるスポットだと思います。

石田堤歴史の広場
住所:埼玉県行田市堤根1251(GoogleMapで開く

 詳細なレポートはこちらへ!(遺構や公園を紹介)

『江戸後期~最近の話題まで』

「前玉神社」 古墳墳丘の神社

「前玉(さきたま)神社」は、平安時代の延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)にも記載がある古社です。

行田 前玉神社

場所は埼玉古墳群に隣接する場所にあり、前玉神社自身も古墳の上にある神社なんです。古墳パラダイスですなー、この辺は。

江戸時代に忍城主と氏子により建立された鳥居などがあるので、江戸時代のあたりに位置付けしてみました。でも、最初に祀られたのは古墳時代だったんじゃないか、などともいわれ時代分類はちょっと悩ましい。

万葉集の歌が刻まれた貴重な灯籠など、貴重な文化財もあります。

ゆるい系の見どころもあり、神社に住む4匹の看板猫が参拝客を案内してくれるのが人気。まあー、猫だけに毎回案内してくれるかは、気まぐれな部分もあると思いますが(笑)

毎月22日前後に限定御朱印が頒布されますが(ニャンニャンの日!)、4匹の猫のスタンプが月替わりで押されて可愛い!と人気。

前玉神社
住所:埼玉県行田市大字埼玉字宮前5450(GoogleMapで開く

 詳細なレポートはこちらへ!(境内と猫ちゃんの御朱印も紹介)

「足袋とくらしの博物館と足袋蔵めぐり」 ”陸王”ロケ地も

行田の歴史には色々な顔がありますが、その代表となる足袋のまちとしての見どころを紹介。

行田市は2017年に「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」として県内初の”日本遺産”に認定されています。

行田 足袋とくらしの博物館
足袋とくらしの博物館

行田では江戸時代中頃から足袋作りが盛んになり、明治20年代以降産業として発展しました。

最盛期である昭和13年頃には、年間約8,500万足・全国シェアの約8割の生産がされたそうです。まさにナンバーワンの生産地だったんですね!

「足袋とくらしの博物館」は大正13年頃に建てられた店舗兼住宅を元に、全盛期の足袋工場を再現した施設です。足袋作り体験もできます。

行田 足袋蔵のまち

市内の中心部を中心に、足袋を保管するために建てられた「足袋蔵」が70棟余り残っています。足袋蔵のマップを片手に町中を散策している方々も多く見かけますね。

写真は蕎麦屋として使われている足袋蔵。店舗として現在も使用されている蔵は結構多いですよ!

足袋の技術を使って最新のランニングシューズを開発する物語、 2017年のテレビドラマ「陸王」はご覧になりましたか?

モデルとなった行田市内で大々的に撮影ロケが行われました。 その際のロケ地巡りも人気のようですよ!

足袋とくらしの博物館
住所:埼玉県行田市行田1-2(GoogleMapで開く

 詳細なレポートはこちらへ!(足袋蔵や陸王のロケ地、古民家の蕎麦屋など紹介)

「行田八幡神社」 町ぐるみ花手水

最後に「行田八幡神社」と、行田市内で行われている楽しいイベントを紹介。時代は現在という事で。

「行田八幡神社」はかつて忍城主に深く崇敬を受けた神社。城下総鎮守とされ”城主八幡”などとも呼ばれました。

現在では”封じの神社”といわれ、各種災いの封じや開運のスポットが境内に多くあるのでとても楽しく参拝出来ますよ!

行田八幡神社では、手や口を清める手水(ちょうず)に花を生ける”花手水”を行っています。

そして毎月1日~14日になると、行田八幡神社のみならず商店や民家の軒先にも花手水を飾る「花手水week」のイベントが町ぐるみで開催されてます。

花手水weekの散策マップも用意されているので、足袋蔵めぐりの傍ら花手水を探すのも楽しい!

行田八幡神社
住所:埼玉県行田市行田16-23(GoogleMapで開く

 詳細なレポートはこちらへ!(参拝レポートと花手水写真集など)

『観光物産館 ぶらっとぎょうだ』

行田 ぶらっとぎょうだ

町歩きの前に「観光物産館 ぶらっとぎょうだ」にぶらっと立ち寄って、情報収集をしてゆきましょう。

地場の商品の販売もあり。行田の地粉を使った語呂の良い「行田の餃子」は人気商品らしいですよ!

観光情報館ぶらっとぎょうだ
住所:埼玉県行田市忍2丁目1(GoogleMapで開く

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出かけてみませんか?

行田 足袋蔵のまち

いかがでしたか?歴史をテーマに行田の散策スポットを紹介をしました。

時代によって分けてみましたが、埼玉古墳の見学途中に忍城水攻めゆかりの古墳に出会ったり、城跡巡りで水城公園を訪問すると陸王のロケ地があったり。

違う時代がすれ違うスポットがあるのが、行田の歴史散歩の面白い部分でもあります。

興味のあるテーマを探して、行田の町を歩いてみませんか?

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