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福を頂きに、埼玉県の鴻巣市と行田市にある神社三社をめぐりませんか?
「鴻巣前玉三社巡り」は、「三ツ木神社」「大野神社」「前玉神社」の三社を参拝します。
この三社をめぐると、「厄が去り、福を招き、願が叶う」ご利益が頂けるといわれているんですよ!
そして専用の御朱印を集めると、最後に満願札が頂けるというのも嬉しい。
鴻巣前玉三社巡りの回りかたや三社の見どころを紹介しますので、是非めぐってみて下さい。
「鴻巣前玉三社巡り」とは?
鴻巣前玉三社巡りは、埼玉県鴻巣市にある「三ツ木神社」「大野神社」の2社、行田市にある「前玉神社」の各3社を巡って参拝すること。
各神社の「鴻巣前玉三社巡り専用御朱印」を3種類集めると、「鴻巣前玉三社巡り専用御朱印」(満願札)が頂けます。
「厄が去り、福を招き、願が叶う」ご利益があるという、この三社巡りをしました。
各社のご紹介をします!
一番北の「前玉神社」からスタートして、「三ツ木神社」「大野神社」 の順に巡りました。
『前玉神社』 由緒ある延喜式内社
前玉神社は埼玉古墳群に隣接の神社

まず最初は「前玉神社」へ伺いました。
前玉神社は平安時代の「延喜式神名帳(えんぎしき じんみょうちょう)」に社名記載がある、由緒ある神社。
古くから埼玉郡の総社として信仰を集めていた神社なんです。

鎮座地は埼玉古墳群に隣接しており、そしてこの前玉神社自身も古墳の上に建つ神社なんですって!
埼玉県名発祥の神社ともいわれていますよ。
御祭神は、前玉比売神(さきたまひめのみこと)と前玉彦命(さきたまひこのみこと)の二柱。男女一対の神様が祀られているということで、恋愛成就や夫婦円満、また縁結びの祈願が多くみられるそうです。

そしてもう一つの前玉神社の人気の秘密。
それは境内に住む可愛い看板板猫が4匹住んでいる事!

歴史好きにも、可愛い猫に癒されたい輩にもオススメの神社です。

前玉神社の御朱印紹介

鴻巣前玉三社巡りの御朱印がこちら。
猫ちゃんのイラストが可愛い。
ちなみに、鴻巣前玉三社巡りの御朱印は三社とも各500円でした。

通常の御朱印も頂きました。
左が前玉神社の通常の御朱印、右は境内社・浅間神社の猫の限定御朱印。
猫の限定御朱印は、毎月22日(ニャンニャン)の前後に頒布されます。
書置きでの対応でした。
前玉神社の詳細・アクセス情報
公式ページ
住所:埼玉県行田市大字埼玉字宮前5450(GoogleMapで開く)
アクセス)
電車:
・JR「行田駅」から市内循環バスで15分、「埼玉古墳公園前」下車で徒歩7分
・秩父鉄道「行田市駅」から市内循環バスで21分、「埼玉古墳公園前」下車で徒歩7分
車:駐車場あり
『三ツ木神社』 石猿の変わった風習
三ツ木神社には江戸時代からの風習が

次に行田市のお隣、鴻巣市に車で移動して「三ツ木神社」を訪問。
こちらは住宅街の中にある、こじんまりした感じの神社ですわ。
名前の由来は、由緒を有する木の存在から付いたようですね。

三ツ木神社の由緒ですが、元亀2年(1571年)の織田信長の比叡山延暦寺の焼き討ちのあおりを受けた僧が、山王権現(日吉大社)の神霊を持ってこの地に至った。
そして、塚の上に瑞光を見い出し小祠を建て、その神霊を祀ったのが創建と言われています。
比叡山からとは、遠路はるばるだったのですね!
御祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)で、五穀豊穣・健康良運のご利益があるとされます。

そして、拝殿の前に奇妙な人形がありちょっとびっくり!
これはなんだ!?
これは石猿に赤い粉を塗るという特殊な参拝の方法で、江戸時代初期より行われている風習だそうです。
赤い粉を神の使いである猿の石像に塗ると、塗った部分が良くなるという。
赤い粉は光明丹と呼ばれる赤色の顔料。

脇にある祠をのぞくと沢山の猿の石像が。。。ちょっと怖っ!
特に”婦人腰下の病のあるもの祈りて霊験あり”とされます。
子授け・安産・婦人病などの願主が猿の石像を1体借りてゆきます。
願いが叶うとお礼に新しく作った石猿と合わせて、2体で返すという倍返し方式だそうだ。
御祈りの習慣も色々あるんですねえ。

「三ツ木神社の大ケヤキ」。
目通り:6.9m・根元:10m・ 樹高:22m・枝張:12m・樹齢:約430年で、鴻巣市の指定天然記念物です。
創建当時はこのあたり一帯が雑木林だったそうで、その名残だそうな。
今では住宅地の中にある神社的ですが、神社周囲の住宅化が進んだ、という時代の流れがあった様ですね。
三ツ木神社の御朱印紹介

鴻巣前玉三社巡りの御朱印がこちら。
お猿さんのイラストをあしらった可愛らしいもの。

こちらは通常の御朱印で、御朱印帳に直書きで頂けました。

大判の限定御朱印もあったのでこちらも頂きました。
こちらもお猿さんのイラストが可愛いくて、色合いも綺麗だ。
三ツ木神社の詳細・アクセス情報
住所:埼玉県鴻巣市愛の町169(GoogleMapで開く)
アクセス)
電車:JR「北鴻巣駅」より徒歩10分
車:駐車場なし
『大野神社』 嵐の大野君の聖地
氷川神社の流れを持つ大野神社

3番目の「大野神社」は住宅街の中にある神社。
可愛いらしい「一の鳥居」をくぐると、「二の鳥居」へと続く細い参道があるのでこちらを進みます。
真っすぐ続く参道を通って境内へ進むのって、霊験あらたかな気持ちになれて良いですよね!

元々、大野神社は氷川神社で、須左之男命(すさのおのみこと)と大国主命(おおくにぬしのみこと)の二神が祀られていました。
その後、明治40年(1907年)に大間地内の天満社・淺間社・八幡社・稲荷社・諏訪社を合祀。
同年、中野地内の津門社・天満社・須賀社・三峰社を合祀。
大間の”大”と、中野の”野”を仲良く取って「大野神社」と社名を定めたそうですよ。

こちらでは、家内安全・五穀豊穣・安産祈願・厄除け・交通安全などのご利益を頂けるそうです。

拝殿の扁額をよーく見ると、ハートマークがあります。

この大野神社、地元の身近な氏神様であると同時に、実は人気グループ「嵐」の大野君の聖地ともいわれる神社なんですね。
ファンが訪れグループの活躍や、コンサートのチケット当選などを祈願しています。
お守りも嵐のメンバーのイメージカラーに合わせて5色用意されています。
もちろん大野君のイメージカラーである青が一番人気!
大野神社の御朱印紹介

鴻巣前玉三社巡りの御朱印。鯉のイラストをあしらった荒々しいイラストのもの。
鯉の由縁は分かりませんでした。

こちらは通常の大野神社の御朱印。
こちらも書置きでした。
大野神社の詳細・アクセス情報
公式ページ
住所:埼玉県鴻巣市大間2-11-26(GoogleMapで開く)
アクセス)
電車:・JR「鴻巣駅」西口より徒歩で約15分
車:・駐車場あり
「三社めぐりの満願札」

三社のご参拝を無事終えて、最後に参拝した大野神社で満願札を頂きました。
可愛らしさと、幸多そうなピカピカ感もありなかなか良いですよ!
神社に参拝に行くと、神々についてや神社施設の呼び名・役割について知りたいけど、聞ける相手もいない!
ってことありません?そんな時、網羅範囲が広い本書は結構頼もしいですよ!
鴻巣前玉三社巡りマップ
\ 鴻巣は結構スイーツが充実してますよ!/
鴻巣前玉三社を巡ってみませんか?

鴻巣前玉三社巡りを紹介しましたが、いかがでしたか?
参拝した神社はそれぞれ個性的な神社で、楽しみながら巡れました。
ところで、あたかも一日で参拝した様に綴りましたが、実は大野神社へは後日御朱印を頂きに再訪しています。
当日は社務所が開いている時間に、間に合わなかったんですわ。
前玉神社と三ツ木神社の社務所は16時まででしたが、大野神社は15時までとやや早めのクローズでした。
これを事前に確認できてなかったのが、惜しかった。
実はそういうケースの救済ルールもあって、各神社は他の神社の三社巡り用御朱印も取り扱っているようです。
私の場合は、折角なら大野神社で頂きたいと思い日を改めた次第です。
営業時間を確認してから出かけるのが、良いかもしれませんね。
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