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日光街道「越谷」宿場町ウォーク、古民家ランチは築120年の建屋で!【埼玉県】

日光街道「越谷」宿場町ウォーク、古民家ランチは築120年の建屋で!【埼玉県】

運動不足解消を兼ねて越谷で宿場町ウォークしませんか?

日光街道の宿場町の中では比較的大きな規模で、街道の面影を残す建物も多く残っています。街道沿いの鎮守様を参拝したり、築120年の古民家をリノベーションした洒落た施設で食事も楽しめます。

歩きに出かけてみましょう!

越谷市と「越ヶ谷宿」について

越谷市ってどんな所?

東武「越谷駅」

越谷市ってどんなところ?と聞かれれば、日本一大きな商業施設「イオンレイクタウン」がある所とまず答えますかねえ。イオンレイクタウンは25万m2の面積と710のテナント数を有する施設で、端から端まで1km以上あります。ふえー。

で、レイクタウンの最寄りはJR「越谷レイクタウン駅」ですが、今回の街歩きスポットは東武「越谷駅」からのスタートになります。

日光街道「越ヶ谷宿」について

日光街道は江戸時代に整備された五街道のひとつで、江戸日本橋から徳川家康を祀る日光山・東照宮への主要道路として整備された全長約142kmに及ぶ街道です。

日本橋を出て「千住宿」の次の宿場町から現埼玉に入り、「草加宿」「越ヶ谷宿」「粕壁宿」「杉戸宿」「幸手宿」「栗橋宿」と6か所の宿場町が続きました。

「越ヶ谷宿」は日光街道の3番目の宿場町。日光街道の中でも千住宿に次ぐ大きな宿場町でした。市内を流れる元荒川までの越ヶ谷町エリアが「越ヶ谷宿」、元荒川を越えた大沢町は「大沢宿」と呼ばれ、二つの総称が「越ヶ谷宿」でした。

「ガーヤちゃんの蔵屋敷」駅前の物産館

ガーヤちゃんの蔵屋敷

「越谷駅」東口にある観光物産拠点施設「ガーヤちゃんの蔵屋敷」で観光情報を仕入れましょう。

お土産は。。。、せんべいコーナーが充実の品揃え。お隣の草加同様ですな。嫌いじゃないので思わず一枚購入してしまいました、が。

ガーヤちゃんの蔵屋敷

巨大な鉄道ジオラマがありビックリ。今は運転中止中とありますね、残念。越谷市のマスコットキャラクター・ガーヤちゃんのプロフィールが知りたい方は「ガーヤちゃん公式サイト」へどうぞ!。

ガーヤちゃんの蔵屋敷公式ページ
住所:埼玉県越谷市弥生町505-2(越谷駅東口高架下)(GoogleMapで開く
営業時間:9:30~19:30、休館日:月2回、年末年始

旧日光街道を歩く

旧日光街道に入り歩きます。駅東口から1~2分歩くと旧日光街道にぶつかるのですが、案内板も特にないので「この道で良いの?」ってちょっと迷いました。近くのお店に入って聞いてしまったよ。

旧街道を北の春日部方面へ向かって歩いてみます。

越谷の旧街道沿い全般、歴史スポットに関する案内板は少なかった印象です。

街道に入ると目に入ってくる老舗の人形屋。江戸時代の安永年間の創業とありますね。

越ヶ谷町は明治7年(1874年)と明治32年(1899年)の2回にわたって大火があり、残念ながらそれ以前の木造建築物の多くは火災にあってしまってます。

「田中米穀店」「行徳屋」

少し歩いて行くと宿場町の面影を残す古い建物が見えてきます。

「田中米穀店」は昭和初期の建物で築90年以上の木造建築物です。2階部分の緑色の銅板の戸袋(雨戸を収める所)が特徴的。

行徳屋

田中米穀店の近くにある「行徳屋(ぎょうとくや)」。こちらも似た様な銅板戸袋があるので、田中米穀店と同時期の建物かな?

「横田診療所」洋風で印象的

おっと、やけに惹かれる洋風のレトロな建物が現れます。

「横田診療所」は診療所として現役の建物。 元々は越谷郵便局として昭和10年に建築されたもの。雰囲気あるねえ。

「油長内蔵」リノベされたコミュニティ施設

「油長内蔵(あぶらちょううちくら)」は江戸時代末期に建てられた蔵を移動して改修し、コミュニティ施設として使われている建物。これは曳家(ひきや)と呼ばれる改修方法だそうです。

住まいや街づくりの相談を受けているほか、まち蔵カフェも運営。本日はお休みでした。

周辺は比較的新しい住宅街でしたが、奇麗に再生されており違和感なく周囲に溶け込んでいるのが素敵でした。

まちづくり相談処 油長内蔵公式ページ
住所:埼玉県越谷市越ヶ谷三丁目2-19-5 (GoogleMapで開く
開館時間:10:00~17:00 ※イベント開催時には変更する場合があり。
休館日:水曜日、年末年始 ※その他随時に休館することもあり。

「CAFE803」ギャラリーなども

”カフェ ハチマルサン”と読みます。洒落た感じのパン屋さんでイートインもできます。中は広くて明るいですね。街道歩きの休憩に良さそうです。

CAFE803公式ページ
住所:埼玉県越谷市越ヶ谷3-3-16(GoogleMapで開く
営業時間:平日 9:00~18:00、土日祝 9:00~17:00
定休日:毎週木曜日、第1・第3・第5月曜日、年末年始

「中町浅間神社」大きなケヤキ

少し交通量がある青葉通りとの交差地点にある「中町浅間神社」。

室町時代からの古い由緒を持った神社。この神社には丸い木型に富士山をかたどった銅板が張られた懸仏(かけぼとけ)というものがあるそうだ(保管場所は他所)。添え書きには応永32年(1425年)とあるそうです。

浅間神社のケヤキは越谷市内で一番大きなケヤキで樹齢は約600年とあります。越谷市指定の記念物。

神社の駐車場から古そうな建物がチラ見できます。この辺りは古い建物がかなり残ってそうですねえ。

中町浅間神社
住所:埼玉県越谷市中町7-2(GoogleMapで開く)

「木下半助商店」国登録文化財

青葉通りを越えたところには、国の登録有形文化財に指定されている「木下半助商店」があります。現在でも金物屋の店舗として使われています。

元々の商いは江戸時代から始まっているそうだが、現在の建物は1899年(明治32年)の大火に見舞われた後に建てられたものこと。

店舗の他、土蔵、石蔵、主屋、稲荷社がそれぞれ文化財として指定されていますが、店舗以外は公開はされていません。

「小泉家」「鍛冶忠商店」 明治の蔵造り

「小泉家」は江戸時代から続く呉服商でした。店舗と蔵が横並びで残っているのは越ヶ谷宿として現存する唯一の建物だそうです。”ザ・蔵のある家”といういで立ちですね。

明治8年(1875年)築の蔵部分は明治の大火でも燃えず残りました。店舗と自宅は大火後の明治32年(1899年)に再建されたもの。

鍛冶忠商店

「鍛冶忠(かじちゅう)商店」は江戸時代末期創業のお店。

蔵造りの建物は明治33年(1900年)に建てられ、現在も店舗として使用。元々は名前の通り鍛冶屋でしたが、現在は日用品雑貨店へと変わっています。ピンクの扉?に目が行きます。

「米長乾物店」築120年

米長乾物店

創業は昭和3年(1928年) の「米長(こめちょう)乾物店」。建物自体は明治32年(1899年)の前からあったそうなので築120年近い木造建築物です。貴重ですよね。

このすぐ先は大沢橋があり、橋を渡ると大沢宿エリアなので、「米長乾物店」は”越ヶ谷宿”の一番端っこに位置します。

蔵カフェ「糀屋」

蔵カフェ「糀屋(こうじや)」は、江戸時代創業で味噌醸造・販売をした「糀屋」の大正6年(1917年)に建築された味噌蔵を改造したもの。

発酵品の食品や飲み物など、ヘルシーな感じのメニューが用意されている様でした。

元々は、斜め向かいにある「はかり屋」(後述)にて一時期開かれていた、「絵本のあるへや」という私設文庫の移転を機に改築が行われた建物だそうだ。

暖簾分けではないですが、地域で古民家をめぐる活動が循環している感じがイイですね!

蔵カフェ「糀屋」公式Instragram)
住所:埼玉県越谷市越ヶ谷本町3-29(GoogleMapで開く

「はかり屋」古民家複合施設でランチ!

越谷「はかり屋」-古民家

明治38年(1905年)築、およそ築120年のお屋敷「旧大野邸 秤屋(はかりや)」をリノベーションし、古民家複合施設としてレストラン・ショップが2018年より営業されています。

建築物としては、”主屋”(写真正面の建物)と、敷地内の”土蔵”の2件が「旧大野家住宅」として国の登録有形文化財になっています。

越谷「はかり屋」-古民家
越谷「はかり屋」-古民家

ちょっとした昔の街並みが再現されています。

越谷「はかり屋」-古民家

レストラン「modest」

越谷「はかり屋」-古民家

こちらは本格的なフレンチ料理のお店。古民家でフレンチというのも優雅でよろしいですねえ。本日は予算的にちょっとスルー。

越谷「はかり屋」-古民家

ですが、敷地内の共通のトイレがこの店の入り口から入った所にあるので、ちょっとお邪魔できた。

越谷「はかり屋」-古民家

建屋の中に蔵の扉が残っており迫力がある造りです。

レストラン「modest」
定休日:毎週水曜日、第2、第4火曜日

越谷旬野菜「遊佐農場」

越谷「はかり屋」-古民家

「遊佐(ゆさ)農場」は、越谷地域での地産地消を目指す無農薬野菜を扱っている農場。ここはその直販所。加工品もあり、のぞいてみると楽しいです。

越谷「はかり屋」-古民家
越谷旬野菜販売「遊佐農場」
定休日:水曜日

「ミネット」キッシュとフレンチ惣菜

※ミネットは2021年4月30日をもって閉店となりました。

越谷「はかり屋」-古民家

もう一つの登録有形文化財の”土蔵”

こちらが入口になっている「ミネット」というキッシュとフレンチ惣菜のお店でランチにします。ちなみにお店にあわせて複数の入口がありますが建物の中ではお店がつながっている様です(遊佐農場は別棟)。

越谷「はかり屋」-古民家
越谷「はかり屋」-古民家

入口付近も洒落た感じ。

越谷「はかり屋」-古民家

”キッシュプレートランチ”をオーダー。好きなキッシュとドリンクが選べます。

越谷「はかり屋」-古民家

店内が一杯なのでテラス席にて。

キッシュとドリンクの他に総菜が2種とサラダとスープ、バケットのセットです。キッシュはずしっと食べ応えがあり、見た目に反して(失礼!)結構満たされました。全体的にヘルシーな感じ。ご馳走様!

基本情報・アクセス

はかり屋公式ページ
住所:埼玉県越谷市越ヶ谷本町8-8(GoogleMapで開く
営業時間・休業日:店鋪によって異なります
アクセス:
電車)東武「越谷駅」より徒歩8分
車)近隣のコインパーキングは駐車できる数に制限があります

「香取神社」地元の鎮守神

腹ごなしにもう少し歩いてみます。大沢橋を越えて東武線の隣の駅「北越谷駅」近くの「香取神社」を訪問。

越谷「香取神社」
一の鳥居

この神社の創立は500年前の応永年間といわれ、古くから鎮守神として土地の人に信仰されていた神社とのこと。

特に江戸時代は奥州街道・日光街道に面していた為旅の安全や家族の安泰を祈願して参詣する人が多くいたそうです。

越谷「香取神社」
拝殿
越谷「香取神社」
拝殿
越谷「香取神社」

鯛の形をしたおみくじ。可愛らしいですね。

越谷「香取神社」
本殿

拝殿の方は比較的新しい造りでしたが、本殿の方は歴史がありそうな建物で凝った彫刻が施されており重厚な雰囲気です。

越谷「香取神社」
本殿

下の方の彫刻は何やら人々が作業している様子が彫られており、ちょっと変わってます。本殿及び彫刻は江戸時代末期の慶応2年(1866年)の再建時に造られたものといわれます。

越谷「香取神社」
御神木
越谷「香取神社」
御神木

ご神木を囲む様に掛けられた絵馬は強力に効き目がありそうですね!特に安産・子授け・子宝の神社として知られているそうです。

香取神社公式ページ
住所:埼玉県越谷市大沢3-13-38(GoogleMapで開く

「越ヶ谷御殿跡」家康が建てた御殿跡

「越ヶ谷御殿」は徳川家康によって慶長9年(1604年)に建てられた御殿で、広さは現在の御殿町ほぼ全域とされます。

御殿には家康・秀忠がしばしば訪れて泊まり、鷹狩をしていた記録が残ります。御殿の建物は江戸大火で江戸城が消失した際、将軍の仮殿として江戸城二の丸に移されました。

石碑が建っている場所は、旧街道から少し外れた元荒川沿い。徳川将軍秀忠・家光が立ち寄ったとされる「天嶽寺(てんがくじ)」と、越谷の総鎮守「久伊豆神社」が比較的近隣にあります。立ち寄りはそちらへの訪問との併せ技をオススメしたい。

越ヶ谷御殿
住所:埼玉県越谷市御殿町2(GoogleMapで開く

越谷宿場町歩きマップ・越谷へのアクセス

今回歩いたスポットをマップにしています。参考にして下さい。

越谷へのアクセス
電車)*最寄り駅は東武「越谷駅」
・東武スカイツリー線「北千住」から「越谷駅」まで急行で約17分
・東武アーバンパークライン「大宮駅」から「春日部駅」まで急行で約21分、東武スカイツリーラインに乗換で「越谷駅」まで急行で約10分
車)
・東京外環道「草加IC」から約5km、東北道「浦和IC」から約7km、常磐道「三郷IC」から約10km

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感想(3件)

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出かけてみませんか?

いかがでしたか?街道の古い街並みを訪ねてのんびり歩くのは楽しいですよ。普段訪ねる機会の無い街を歩くのも新鮮ですしね。

建物は住まなくなると傷みますので、「はかり屋」の様に古民家をリノベーションして住まいや商業施設として活用することは保存の理にもかなっていると思います。

維持にはお金と手間が掛かるんでしょうが、食事や買い物のスポットができれば街の活性化へもつながりますしね。是非活性化される”仕組み”が色々整備されると良いですね。

建築会社のポラスグループが越谷の「油長内蔵」と「はかり屋」の建物を再生をした際の説明ページがありました。興味深い記事ですので紹介しておきます。
”蔵のある街「越谷」ポラスグループの地域活性プロジェクト”


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【記事の訪問日:2021/3/14】

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