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埼玉県「吉見観音」で奈良気分!?三重塔は江戸時代の貴重建物【吉見町】

埼玉県「吉見観音」で奈良気分!?三重塔は江戸時代の貴重建物【吉見町】
吉見町  吉見観音 安楽寺

埼玉県のお寺で奈良や京都の様な雰囲気が味わる!?埼玉県吉見町「吉見観音」には江戸時代に造立された貴重な三重塔が残っています。

本堂・仁王門・阿弥陀如来坐像など、三重塔の他にも江戸時代の建造物が多く残っており古刹の雰囲気が楽しめるお寺です。

近場で古都へ行ったような気分を味わえる場所に立ち寄ってみませんか?

「参道」 金剛力士像がにらみをきかせる

吉見町  吉見観音 安楽寺

駐車場から一直線に伸びる参道入口には金剛力士像がお出迎え。 右側が開口の阿形(あぎょう)像、左側は口を結んだ吽形(うんぎょう)像。

それぞれ睨みを利かせているのでまずは挨拶してゆきますか。

吉見町  吉見観音 安楽寺
金剛力士像
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右側の阿形像。

吉見町  吉見観音 安楽寺

左側の吽形像。

吉見町  吉見観音 安楽寺

金剛力士像をすぎると、厄除けだんごのお店が一軒。

名物のだんごをはじめ、おでんや甘酒など参道らしいメニューから、抹茶パフェといったものもありますね。帰りに寄ってみましょう。

「仁王門」江戸時代初期の造立

吉見町  吉見観音 安楽寺

吉見観音と親しまれるこのお寺は、「岩殿山 安楽寺」という真言宗智山派のお寺です。

石柱には”坂東十一番”と彫られています。坂東三十三観音霊場は、神奈川県・埼玉県・東京都・群馬県・栃木県・茨城県・千葉県で構成される霊場。南~北関東の広域に渡って設定されてますね。

吉見町  吉見観音 安楽寺

入口の「仁王門」は江戸時代初期の元禄15年(1702年)に再建されたもので、三棟造りの八脚門という様式の建造物。内部に仁王像二体を安置。

三棟造りとは。。。、門の前後に屋根がありその上にさらに大きな屋根を被せて、都合3つの屋根を持つ建築構造だそうです。

吉見町  吉見観音 安楽寺

真っ赤な仁王像は迫力があります。右側が開口の阿形像、左側は口を結んだ吽形像の二対。

仁王像は平成10年に解体大修理が行われており、とても綺麗です! 特に仁王像は傷んでくるとまた違う意味の怖さがでてきますからね。。。

仁王門は埼玉県の文化財、仁王像の方は吉見町の文化財にそれぞれ指定されています。

吉見町  吉見観音 安楽寺
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こういう霊獣の彫り物って、目が獣じゃなくて人間ぽい感じが怖い。。 。

「境内全景」本堂・三重塔・ 来坐像 が並ぶ

吉見町  吉見観音 安楽寺

仁王門をくぐって境内正面の全景が開けます。

左が本堂で、その脇に三重塔と大きな阿弥陀如来坐像が鎮座しています。

こんな、ここは奈良か?京都か?みたいな風景が吉見町で見られるなんて。今まで知らなかったのが不思議です。

吉見町の史跡って「吉見百穴」くらいしか知りませんでしたので。。。

「本堂」古刹の雰囲気漂う

吉見町  吉見観音 安楽寺

安楽寺は、平安時代の大同元年(806年)に坂上田村麻呂の開基により建立。

その後当地の領主だった源範頼(みなもとののりより)が三重大塔、大講堂を建立したとされます。源範頼は鎌倉幕府を開いた源頼朝の異母弟。

吉見町  吉見観音 安楽寺

その後、兄頼朝との争いに敗れ当寺も戦火により焼失。

現在残っている建築物の多くは江戸時代以降の建築となっていますが、それでも江戸時代の建築物が残っているのは貴重で古刹としての風格を感じます。

吉見町  吉見観音 安楽寺

険しい表情に見える大黒様も珍しい気が。。。

「三重塔」江戸時代・寛永年間の建築

吉見町  吉見観音 安楽寺

三重塔は今から約380年前の江戸時代初期・寛永年間に建築されたもので、安楽寺に残る建築物の中では最も古い物。埼玉県指定の文化財です。

埼玉県内で江戸時代の三重塔の塔が残っているのは三か所。川口市「西福寺」、行田市「成就院(じょうじゅいん)」、そしてここ吉見町「安楽寺」。

木造建築は火災があると一発で焼失してしまいますので、歴史ある木造建造物が残っていることは大変貴重ですね。

吉見町  吉見観音 安楽寺

塔の高さは約24.3m。屋根は、元々はこけら葺といわれる木の薄板を幾重にも重ねて施工する工法でしたが、現在は銅板葺に改められています。

塔の最下部の重の内部には釈迦像が安置されているそうです。

吉見町  吉見観音 安楽寺

木材が細かく組み合わさった様に見えるデザインですが、この塔には江戸時代初期ならではの和風な様式が良く表れている点が貴重、といわれます。

「阿弥陀如来坐像」 吉見の大仏として親しまれる

吉見町  吉見観音 安楽寺

境内には「吉見の大仏」として親しまれる阿弥陀如来坐像が鎮座していますが、こちらも立派な像ですね!

江戸時代の寛永3年(1790年)鋳造と伝えられており高さは約3mあります。

吉見町  吉見観音 安楽寺

「八起地蔵尊」本堂裏手にある

吉見町  吉見観音 安楽寺

本堂の左脇から「八起地蔵尊」の入口があるので裏山に入ってみます。

吉見町  吉見観音 安楽寺
鐘楼
吉見町  吉見観音 安楽寺
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八起地蔵尊は昭和60年に建立された新しい地蔵尊のようです。

吉見町  吉見観音 安楽寺

お墓なんでしょうか?ちょっと一種特別感のある雰囲気のエリアでしたが。。。

境内その他

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薬師堂
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「三笠宮殿下 お手植乃松」の碑。松自体は残念ながら枯れてしまっている様です。

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六地蔵堂

アクセス

吉見観音 安楽寺公式ページ
住所:埼玉県比企郡吉見町御所374(GoogleMapで開く
アクセス:
電車)東武東上線「東松山駅」よりタクシー10分
車)関越道「東松山IC」より20分 ※駐車場 約100台

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いかがでしたか?埼玉県吉見町というと「吉見百穴」と呼ばれる横穴墓群の遺跡がとにかく代名詞の様に有名ですが、実はそれだけでは無くて他にも興味深い歴史スポットが多くあるんですよ。

吉見観音は古刹の呼び名に似合う歴史的な雰囲気を備えたお寺でした。三重塔を眺めてちょっとだけ奈良・京都気分を味わいに(?)、吉見観音に立ち寄ってみませんか?


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【記事の訪問日:2021/5/9】

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