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吉見町「岩室観音堂」は懸造りで迫力!ハート型の胎内くぐりも【埼玉県】

吉見町「岩室観音堂」は懸造りで迫力!ハート型の胎内くぐりも【埼玉県】

埼玉県吉見町にある「岩室観音堂」は崖の斜面に建つ”懸造り”と呼ばれるダイナミックな造り。こんな所に?というロケーションとともに、歴史を感じさせる観音堂でもあります。

ハート型の胎内くぐりでご利益を頂け、洞窟の中に佇む仏像に心惹かれます。

近隣エリアには、古墳時代の横穴墓群や城跡もあり、実は色々な時代の歴史を一日で楽しめるオイシイエリアなのです。ちょっと出かけてみませんか?

吉見町で見るべきは百穴だけじゃなかった!

埼玉県内で歴史を感じさせるお出かけ先として、最近、吉見町(よしみまち)に注目しています。

私の中での吉見町のイメージは。。。、珍しい古墳時代の横穴墓群「吉見百穴(ひゃっけつ)」が有名で国の史跡にもなっている。以上!だった(苦笑)。多分にお出かけ先としてリサーチ不足なエリアでした。

吉見町は埼玉県のほぼ中央に位置しますが、町の西側は丘陵地帯になっていて、その地域に吉見百穴を始め見どころあるスポットがいくつかある様なんですよねー。

「岩室観音堂」迫力ある懸造り様式のお堂

吉見町 岩室観音堂

今回、その丘陵地ならではのオススメのスポットがこちら「岩室観音堂」です。

山の岩の間にパコッと挟まった様な場所にあります。こういった建築様式は懸造り(かけづくり)と呼ぶそうです。雰囲気あるな~。

岩室観音堂は吉見百穴の駐車場からも見える距離にあります。昔、百穴に来た時は存在に気づきませんでした。”ボーッと生きてんじゃねーよ!”と言われそうですが。。。

吉見町 岩室観音堂

この観音の始まりは平安時代の弘仁年中(810~824年)とされます。

戦国時代には北武蔵地域の要所だった地元・松山城(別名、武州松山城)城主の信仰を代々受けました。松山城が豊臣秀吉軍に攻められた際戦火により当時のお堂は焼失しています。

現在のお堂は江戸時代の寛文年間(1661~1673年)に再建されたものなんです。

「岩室観音堂」堂内も岩と密着!

吉見町 岩室観音堂

外から見ると建物は山門などの門の様にも見えますが、この建物自体が観音堂となっています。

本堂は2階にありますので、こちらの階段であがります。

それにしても岩と建物が一体化しており、不思議な感じがする造りですねえ。

2階に上がる手前の階段は、ほぼ直角ですね。。。気をつけて上がりましょう。

吉見町 岩室観音堂

2階の本堂です。戦国時代、松山城の戦火に会った際ご尊像だけが岩窟内で無事でいらっしゃったといわれています。

そんなことで、災難除けや交通安全を始め、商売繁昌、安産等のあらたかな霊験で知られているそうですよ。エピソードを聞くとご利益ありそうですなあ。

吉見町 岩室観音堂

岩室観音は比企郡内に設置された「比企西国三十三所観音札所」の第三番にあたります。しかしながら、明治維新後に廃寺になったお寺も多く現在は12ヶ所しか現存しないと聞きます。

吉見町 岩室観音堂
吉見町 岩室観音堂
吉見町 岩室観音堂

素朴な感じですが立体感のある彫り物が施されていますねえ。

吉見町 岩室観音堂

「八十八体の石仏」洞窟の中にたたずむ

吉見町 岩室観音堂

観音堂の1階の左右に分かれた二か所の洞窟(?)の様な秘めやかな場所に、沢山の石仏が安置されております。写真は左手の洞窟。

ここには四国にある空海(弘法大師)ゆかりの霊地、八十八ヶ所の寺々の本尊を模した仏像が祀られています。

左手の洞窟には一番から五十一番まで、右手には五十二番から八十八番までの仏像が納められています。石の台座部分に”第二番 極楽寺”とか、四国の寺の名前もきちんと掘られていますね。

台座に寛政十年の文字を見かけたので、こちらも江戸時代当時に作られた物のようです。作成に関する詳細説明は見当たりませんでした。

吉見町 岩室観音堂

こちら右手の五十二番から八十八番までの仏像群。

ここの石仏を拝めば四国八十八ヶ所を巡拝したのと同じ功徳が得られるといわれます。便利なシステムになっておりますので、ありがたく参拝させて頂きました。

吉見町 岩室観音堂

「胎内くぐり」ハート型です

吉見町 岩室観音堂

お堂を抜けた裏手には「胎内くぐり」ができる岩地があります。”ここをくぐると諸難を除き、安産、その他の願いが叶う”と書かれています。

吉見町 岩室観音堂

こちらが裏手の岩場。左の岩場の壁に鎖が掛かっており「胎内くぐり」となっています。この写真だと少しわかり辛いですね。

右手の道は松山城跡まで続いている道ですが、通行止めにしている様です(入って行く人も見かけますが。。。)。松山城跡は正面入口が別にあるのでそちらからも入れます。

吉見町 岩室観音堂

こちらがハート型の胎内くぐりになります。アングルが一息で、ややギザギザハートですね。

胎内くぐりは各地でも見られる風習で、胎内に見立てた輪をくぐると清らかな体に生まれ変わるという意味合いがあるそうです。

吉見町 岩室観音堂

登り口は人がいる方が分かり易いので、失礼ながらこちらをパチリ(苦笑)。

安産のご利益有りとありますが。。。、足場があまり良くないので妊婦さんにはあまりおすすめできませんな。

アクセス

岩室観音堂龍性院公式ページ
住所:埼玉県比企郡吉見町北吉見309(GoogleMapで開く
アクセス:
電車)
・東武東上線「東松山駅」下車、川越観光バス「免許センター行」約5分、「百穴入口」下車徒歩約5分
・JR高崎線「鴻巣駅」下車、川越観光バス「東松山駅行」約25分、「百穴入口」下車徒歩約5分
車)
・関越自動車道「東松山IC」から鴻巣方面へ約5km
・圏央道「川島IC」から東松山方面へ約8km
・国道17号・鴻巣天神2丁目交差点から東松山方面へ約10km
・吉見百穴の近隣につき吉見百穴の無料駐車場が利用可

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吉見町 岩室観音堂

いかがでしたか?

補足情報ですが、御朱印は本堂を管理している龍性院で頂けると書いてありました。

岩室観音堂がある場所はそれほど山奥というわけではないですが、ちょっと秘境っぽい雰囲気が味わえましたよ。

裏手には由緒が深かった武州松山城の跡があり、空堀や土塁などの遺構が広範囲に渡って残っています。そんなことで、このエリアで吉見百穴から岩室観音堂・松山城跡を歩けば、古墳時代~戦国時代・江戸時代までを一日で味わうことができちゃいます!

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【記事の訪問日:2021/5/9】

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