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「新宿御苑」でリフレッシュ!都会の真ん中で四季折々の自然を楽しもう【東京】

「新宿御苑」でリフレッシュ!都会の真ん中で四季折々の自然を楽しもう【東京】

新宿御苑は副都心新宿に居ることを忘れてしまう様な、自然豊かな散策スポットです。新宿駅から10分程度で行ける気軽さも魅力です。

また、新宿御苑は桜の名所として有名ですが、桜だけでは無く四季折々の花や自然が楽しめ、通年癒しのスポットして楽しめます!

大名屋敷跡としての歴史的一面も垣間見れる、新宿御苑の見どころを紹介します。

新宿御苑について

「新宿御苑」は新宿で一番その名が知られるスポットの一つだと思われます。名前に新宿の冠が付いていて、分かり易いのもあるし(笑)。

新宿御苑は江戸時代の大名屋敷がルーツとなっており、明治時代には皇室庭園として整備されました。その後、昭和に入って公園として国民一般に公開され今に至ります。

ちなみに、新宿御苑は旧皇室苑地の為”国民公園”と呼ばれ、国が設置・管理している公園です。国民公園は他には皇居外苑と京都御苑しかなく、どうやら結構レアな存在の公園のようですよ!

新宿御苑

苑内は4つの主要庭園を中心に、都心にいながら自然が楽しめるちゃう憩いのスポットとなっています。

敷地面積は58.3ヘクタール(約18万坪)、周囲3.5km。なんと東京ドーム約13個分の広大な敷地が東西に広がっており、一部は渋谷区にも掛かってます。

では、新宿御苑をぐるっと巡って苑内の見どころを紹介してゆきます。

『北エリア』 新宿門から入場

「新宿門」 正面入口

最寄り駅は東京メトロ「新宿御苑前駅」、もしくは都営地下鉄「新宿三丁目駅」になりますが、「新宿駅」南口からでも歩いて10分程度の距離です。

本日は天気も良いので新宿駅から歩いちゃいました。

新宿御苑 新宿門

「新宿門」は新宿御苑の正面入口にあたり、新宿駅側からの最寄り口でもあります。入口脇にインフォメーションセンターがあり苑内の情報収集もできますよ。

新宿御苑は有料施設で、一般入園料500円を払っての入場です。

新宿御苑といえば、桜の名所として良く知られています。総理大臣主催の公的行事”桜を見る会”の会場も新宿御苑でした。この催しはモヤモヤっとして。。。、2019年を最後に開催されなくなりましたがねえ。

訪問した日は3月上旬で、関東はまだソメイヨシノの開花前。なんか花咲いているかなあ。。。と、ちょっと手探りな時期での訪問でした。

新宿御苑

新宿門から入場すると広々した広場の様な空間が現れます。

新宿御苑

広場で目に入ってきたのはハクモクレン。

新宿御苑 モクレン

モクレン自体は近所でも見かけるし珍しく無いけど。。。 目を引くのは、なんとまあこのサイズ!こんな高木のモクレンは初めてかも。見応えあるわー。

新宿御苑 ハチジョウキブシ

そしてちょっと変わった花を発見、「ハチジョウキブシ」。伊豆諸島の八丈島で発見されたのが名前の由来だとか。

新宿御苑 ハチジョウキブシ

花の形は藤の花を思い起こしますが、種別は違いキブシ科の植物。でもキフジという呼ばれ方もあるみたいです(ですよねー)。

「母と子の森」 都会を忘れる自然

園内順路は特に無いので、北西南東の逆時計回りでぐるっとひと回りしてみます。

新宿御苑 巨樹の森
巨樹の森

西エリアの奥に進むと「母と子の森」という森林エリアに入り、巨木がある本格的な森が現れます。

こんな風景を見ていると、新宿に居ることを忘れてしまいますねえ。

『西エリア』 日本庭園をめぐる

「上の池」 回遊式日本庭園

新宿御苑 日本庭園

森を抜けると視界が開け「上の池」が現れました。池の周囲に日本庭園が造られており、庭園内を歩いて見学できます。回遊式庭園っていうそうです。

天気が良いので、庭園の景色に溶け込んでのんびり歩くと気持ちいいね~。

新宿御苑 寒桜
カンザクラ

日本庭園内ではカンザクラが咲いていて見頃でした!本日は桜の花に出会えると思ってなかったので良かった、良かった。

新宿御苑 寒桜

園内を巡っていると、千駄ヶ谷にあるNTTドコモの通称・ドコモタワーが結構視界に入ってくるんですよね。

高さ240mで都内では4番目の高さを誇るタワーで、ビルの形から新宿のエンパイアステートビルなんて呼ばれてたりしてるようです。所在地は渋谷区なんだけどね。。。

ドコモタワーと新宿御苑の桜の組み合わせは、現在の新宿らしいワンシーンですね!

「楽羽亭」 茶室と梅

新宿御苑 茶室

花の季節的には梅なんですが、茶室「楽羽亭」脇の梅は満開にはまだまだという感じでした。遅咲き?

白梅と紅梅の両方が見受けられるので、満開時は入り混じって綺麗でしょうねえ。

新宿御苑 茶室

楽羽亭では机と椅子のある立礼席(りゅうれいせき)の茶室で、抹茶を頂くことができます。

和菓子付で700円也、開亭時間は10時~16時です。

新宿御苑 モクレン

楽羽亭の先には新宿門近くのモノより更に巨大なハクモクレンがありました!はあ~、これは凄いですね。

「日本庭園」 水辺沿いの庭園

新宿御苑 日本庭園

上の池から東に向かって中の池・下の池と水辺がつながっており、その周囲に日本庭園が造られています。

水辺の松の木は、日本庭園に造詣が浅~い私が見ても「良い形に手入れがされているなー 」と思えますね。

新宿御苑 日本庭園

巨大な傘の様な中途半端な高さの木々が、ちょっと面白い風景を作り出していました。

新宿御苑 寒桜

園内もう一ヶ所の茶屋「翔天亭」近くのカンザクラも満開でした!ピンクに染まって綺麗ですねえ。

こちらの桜は、下の方まで花が垂れているフレンドリーな枝ぶりなんですよね(笑)。絶好の背景とばかりに、記念写真スポットとして人気でした。

「旧御凉亭」 本格中国式建築

新宿御苑 旧御凉亭

日本庭園の奥にエキゾチックな建物「旧御凉亭(きゅうごりょうてい)」が見えてきます。

新宿御苑 旧御凉亭

皇太子(後の昭和天皇)の御成婚記念として、昭和2年(1927年)に献上された建物だそうですよ。

本格的な中国建築様式が用いられている点で、どうやら日本では数少ない建物の一つだそうです。

新宿御苑 旧御凉亭

屋根の端の反り返った形がチャームポイントですね!

日本統治時代の台湾で活躍した建築家・森山松之助氏による建設で、なんと建築資材も多くは台湾から持ち込まれた、というこだわりの造り。

新宿御苑 旧御凉亭

柱を額縁の様に見立てて庭園を眺めるのも、また良し。

新宿御苑 日本庭園

水辺の庭園と遠景の木々の組み合わせで、奥行きのある景色が楽しめます。

『南エリア』 千駄ヶ谷門側

「こども広場」

新宿御苑

南側には「千駄ヶ谷門」があり、門入口付近には「こども広場」が広がります。

ここはまだ冬色の景色でしたねえ。

「高遠小彼岸桜」 信州の桜

新宿御苑 高遠小彼岸桜

こちらでは「高遠小彼岸(たかとおこひがん)桜」という品種の桜が見れました。信州の桜の名木で、高遠城址公園に咲く固有種だそうです。

新宿御苑の敷地は元々は徳川家康の家臣・内藤家の大名屋敷でした。内藤家は7代目の時に領地を信濃に移され、3万3千石の高遠城主となっています。

その後、こちらの屋敷は控えの下屋敷になりました。

新宿御苑 高遠小彼岸桜
高遠小彼岸桜

そんなこともあって、新しい領地ゆかりの桜がいつの時代かにこちらにも植えられたんでしょうねえ。

『東エリア』 整形式庭園と風景式庭園

「シダレザクラ」 艶やか!

新宿御苑 シダレザクラ
新宿御苑 シダレザクラ

「下の池」の淵にあるシダレザクラが綺麗でした!シダレザクラって艶やかな佇まいで目を惹きますよね!

まだ開花していない枝がある状態で、満開時には更に見事な風景になると思います。

ソメイヨシノの時期の前でも楽しめる桜って色々あるんだなと、本日は新宿御苑に教わりましたね。

新宿御苑 下の池
下の池

「下の池」は秋の紅葉で人気のスポットだそうですよ。この季節はちょっと殺風景な感じかな。

「整形式庭園」 洋風庭園

新宿御苑 整形式庭園

東エリアのメインの見どころはフランス式「整形式庭園」で、左右対称に整形された洋風庭園です。

花壇にはバラが植えられており、開花の季節には110種類・約500株が咲き誇ります。新宿御苑は和洋様々の花が楽しめていいですねえ~。

結構密集して植えられている感じなので、ボリューム感が楽しめそう。バラの季節に是非また来たいものだ。

新宿御苑 整形式庭園

庭園はシーズンオフですが、両側の立ち枯れしたような並木に目がゆきます。

こちらは全部で160本植えられてるプラタナスの木。秋には美しい紅葉が見られ、ヨーロッパの並木道を思わせる景色になるそうです。

シーズンオフの景観もなかなか魅力的でした。

「風景式庭園」 広々とした芝庭園

新宿御苑 風景式庭園

広々としたイギリス式の「風景式庭園」。青々とした芝が揃った時期にまた訪れたいものです。

「玉藻池」 大名屋敷の面影

新宿御苑 玉藻池

園内北東に位置する「玉藻池(たまもいけ)」は新宿御苑でも特に古い池で、内藤家屋敷の面影をとどめる庭園だそうです。

新宿御苑 玉藻池

内藤家の敷地といえば、良く知られる逸話があります。

徳川家康が江戸に入った翌年の天正19年(1591年)、功績を認められた家臣・内藤清成は家康から「馬を走らせて回れただけの土地を授ける」と言われました。

そこで清成は現在の千駄ヶ谷から大久保・代々木・四谷に至る土地を馬で駆け抜け、広大な領地を得たといわれます。頑張りましたなあ~。今も領地の名残で内藤町という地名が残ります。

その後幕府は一部の土地を返還させ、新宿の街のルーツともなる宿場町・内藤新宿をそこに設置。その一部は後の新宿御苑の地にもつながってゆきます。

「温室」 農園芸の試験所がルーツ

新宿御苑 温室

「温室」見学は天気が良い日だと後回しになっちゃいますね。自分も閉館ギリでの入館でした。

熱帯・亜熱帯の植物を中心に、普段見れない植物が多いので是非立ち寄ってみて下さい。

新宿御苑 温室

温室のルーツは、明治初期に開設された農園芸の研究を行う「内藤新宿試験場」に遡ります。

様々な西洋野菜・果物、樹木や花卉などの栽培が行われ、中でも洋らんに関しては日本の栽培の発祥の地ともいわれてるそうです。へえ~。

新宿御苑 温室

滝があってジャングルみたい!冬場や雨の日には活躍しそうな施設。

新宿御苑 温室

メキシコ原産の木・ディオーン・スピヌロスム。

パイナップルの様な実がついているみたいだが。。。、これ、実ではなくて雌花(めばな)だそうです。んー、どういう構造の花だか???

新宿御苑 温室

食虫植物のウツボカズラ。結構デカくて妖しげな様相。。。

なお、温室は新宿御苑の閉園30分前に入場終了となるのでご注意を!

「旧洋館御休所」 天皇・皇族の御休憩所

新宿御苑 旧洋館御休所

温室の隣の敷地にある「旧洋館御休所(きゅうようかんごきゅうしょ)」は、エレガントなたたずまい。

天皇や皇族が温室を鑑賞される際の休憩所として、明治29年(1896年)に創建。大正13年(1924年)に現在の規模になり、クラブハウスとして使用されました。

アメリカ式の洋風木造建築で、木の窓フレームが繊細な印象的を感じさせる。

明治・大正期の皇室関係の庭園休憩施設としては唯一の遺構だそうで、重要文化財に指定されています。

新宿御苑 旧洋館御休所

旧洋館御休所の建物内の見学は土日・休日のみのようで、本日は残念ながら見学できませんでした。

写真手前の花はミツマタというジンチョウゲ科の低木。淡いオレンジ色の花が、白いシックな建物とマッチしてますね。

ミツマタは和紙の原料になる樹木で、日本では紙幣の原料として重要視されているんですよ! 金の成る木か。。。(勘違い)。

『旧新宿門・大木戸門 』 歴史を感じるポイント

園内の紹介は以上になりますが、出入り口周辺にも歴史好きな貴殿向けのポイントがあるのでチェックしてみて下さい。

新宿御苑 旧新宿門

正面入口としての新宿門は現在の新しい門にバトンタッチされてますが、 昭和2年(1927年)に建てられた門衛所併設の貴重な門が近くに残っています。

新宿御苑 大木戸門

同時代に造られた「大木戸門」は、四谷側の門として今も使用されていますね。

江戸時代の初期には、甲州街道のこの近隣に江戸への出入り口の木戸が設けられていました。それがこの門の名の由縁です。

新宿御苑 内藤新宿記念碑

大木戸門の前には「内藤新宿宿開設三百年記念碑」がありました。

江戸時代の元禄11年(1698年)、ここから新宿3丁目交差点付近までの約1kmに造られた宿場町「内藤新宿」が新宿の始まりになります。

新宿区が平成10年に記念として設置した碑だそうです。

基本情報・アクセス

新宿御苑公式ページ
住所: 東京都新宿区内藤町11番地(GoogleMapで開く
開園時間:9時、閉館時間:時期により変動(ホームページでご確認下さい。)
休館日:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)  ※特別開園期間(期間中無休)中は無休:春3月25日~4月24日、秋11月1日~15日
入園料:一般 500円、65歳以上 250円、学生(高校生以上) 250円、小人(中学生以下) 無料
アクセス:
電車)*新宿門まで
・JR・京王・小田急線「新宿駅」南口より、徒歩10分
・西武新宿線「西武新宿駅」より 徒歩15分
・東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」、出口1より徒歩5分
・東京メトロ副都心線「新宿三丁目駅」、E5出口より徒歩5分
・都営新宿線「新宿三丁目駅」、C1・C5出口より徒歩5分
車)
・有料駐車場あり(200台分)、新宿御苑入場者割引あり

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新宿御苑

新宿御苑はいかがでしたか?

花見には少し中途半端な時期での訪問でしたが、思ったよりも多くの花が楽しめました。四季折々、そして庭園も和洋様々あり、幅広い世代で楽しめそうな懐の深さを感じる庭園公園でした。

あっ、今回は立ち寄る時間が無かったのですが、園内にはスタバまであるんですよ!

そしてそして、新宿のルーツとなる宿場町・内藤新宿の歴史に触れることができるスポットとしても貴重ですね。次回バラの季節にでもまた訪れてみたいな。

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【記事の訪問日:2022/3/17】

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