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埼玉県北東にある加須市は、利根川の豊かな水に恵まれた地域にあります。
そんな加須市の騎西地区は「藤とあじさい」の名所として知られます。
今回は、県の天然記念物でもある「玉敷公園の樹齢400年の大藤」の開花の様子を紹介。
巨大な藤棚に優雅に咲く、藤の花模様をお届します!
『玉敷公園の大藤』 樹齢400年
田園風景広がる加須市
加須市は埼玉県の北東に位置し、概ね都心から50km圏内に位置します。
利便性が良い場所ですが、利根川の豊かな水と土壌を利用した田園も多く、のんびりした風景に出会えるエリアです。
そして加須市の騎西地区は、「ふじとあじさい」の名所として知られています。
その中で今回は「玉敷公園」に植えられている、開花シーズンを迎えた大藤の花模様を紹介します!
「玉敷公園」の大藤を楽しむ!

玉敷公園は、玉敷神社に隣接した公園です。
元々は、大正時代にその玉敷神社の神苑として造成された場所なんだそうだ。
現在は市が管理する公園になってます。
玉敷公園では、毎年4月末頃~5月上旬まで、2つの大きな藤棚に咲く藤の花が楽しめるんですよ。
入場は無料です。

こちらが藤棚の主役「県指定天然記念物の玉敷神社のフジ」で、樹齢は推定400年とのこと。
ノダフジという品種です。
幹回りが約4.8m、1本の幹で700m2もの棚一面に花房を付けるっていうは凄いですねえ。
県内でも有数の巨木だそうですよ!
とっても立派。

この大藤、元々は騎西町内(現、加須市)の民家に植えられてたものだそう。
昭和8年(1933年)に、玉敷神社に奉納されたとのこと。
移動も大変だったろうなあ。。。
以降、藤は町のシンボルとして人々に親しまれます。

藤の花は香りがするかって?それが結構香るんですよ。
藤棚周辺は独特の香りに包まれてます。
甘~い感じに、ちょっとスパイシーなフレイバーがプラスされた感じかな。
まあ、個人の印象ですが。

こちらは天然記念物の大藤とは別の藤の株。
比較するとちょっと小ぶりの幹です 。

でもこちらの藤の方が花付も良く、色合いも鮮やかに見えます。
やはり若さなんでしょうねえ。

光の加減で色合いが変化して見えるのも楽しい。
青っぽいいわゆる藤色に見えたり、ちょっとラベンダー色に見えたりね。

房の先端を見るとまだ開き切っていない感じもあり、開花は8分くらいですかねえ。
ゴールデンウィークあたりに、丁度良い案配に満開になるのではないかなあ。

キッチンカーが出ていました。
公園内には自動販売機もないので、もう数店出店があっても良いかなあ。。。(願望)。

小腹空いたので、だんごを購入。
右からみたらし・ずんだ・梅の、ちょっと変わり種を含むラインナップでした。
もっちりして旨し!
「玉敷神社」にも立寄りたい

公園に隣接する、こちらが玉敷神社。
玉敷神社は平安時代の延喜式の中にも社名が残る、由緒ある古社です。
境内には2本の大いちょうがあるほか、ふるさとの森と呼ばれる豊かな緑に囲まれ、気持ち良く参拝できる神社です。
訪問の際は、是非参拝に立寄ってみて欲しいです!
アクセス
住所:埼玉県加須市騎西552番地1 (GoogleMapで開く)
電車)
・東武伊勢崎線「加須駅」から、鴻巣駅行き又は免許センター行きバスで「騎西一丁目」下車、徒歩約7分
・JR高崎線「鴻巣駅」から、加須駅行きバスで「騎西一丁目」下車、徒歩約7分
車)
・公園駐車場が約30台分あり
玉敷公園で季節の花を楽しみませんか?
玉敷公園の大藤の紹介をしましたがいかがでしたか?
藤の花は4月末頃から5月始めくらいまで楽しめます。
藤の季節が終わり梅雨を迎える頃になると、今度は玉敷公園を含む騎西エリアはアジサイの名所に様変わり。
また違った花模様が楽しめますよ!
花の季節に玉敷公園に出かけてみませんか?

サステナブルにお得な買い物ができるって、いいんじゃない。
【記事の訪問日:2022/4/23】