【最新記事:2021.7.24】きっと蓮が好きになる!「古代蓮の里」、田んぼアートも楽しむ【埼玉県行田市】

一度は歩いてみたい!紀伊山地「熊野那智大社」、中辺路を歩く【和歌山県】

一度は歩いてみたい!紀伊山地「熊野那智大社」、中辺路を歩く【和歌山県】

世界遺産の紀伊山地、一度は歩いてあるいてみたいですよね?「熊野那智大社」に向けて中辺路(なかへち)を歩くコースは、世界遺産「紀伊山地」を初めて歩く方にはお勧めですよ!

雰囲気満点の石畳の道や、日本一の落差を誇る「那智滝」など見どころ多く、でも歩く距離は比較的短めのオイシイコース。世界遺産の紀伊山地はとにかくエリアの広さが特徴なので、どこを歩くか?迷ったら和歌山県のここからスタートしてみませんか?

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」とは?

「紀伊山地の霊場と参詣道」は2004年にユネスコの世界遺産に登録されましたが、紀伊山地は太古の昔から自然信仰が行われてきた地域です。

そして仏教伝来後は真言密教をはじめとする山岳修行の場となり、その中で「吉野・大峰」「熊野三山」「高野山」と呼ばれる三つの霊場とそれらを結ぶ「参詣道」が形成されました。

それらの総称が「熊野古道」と呼ばれます。

文化遺産でありながら、滝や原始林や川や海岸、岩、温泉など自然景観を資産として多く含む点も特徴のひとつです。

「熊野那智大社」「那智の滝」へ、熊野古道を行く

紀伊勝浦駅から路線バスで出発

紀伊勝浦駅

『熊野三山』は和歌山にある「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」のことで、それぞれは20~40km離れていますが『熊野参詣道中辺路(なかへち)』という参詣道でつながっています。

本日はそのうちの「熊野那智大社」へ向かうルートを中心に歩いて行きます。

JR紀伊勝浦駅の駅から、一時間に一本運行している路線バス(時間によっては2本)で熊野古道の入口「大門坂」まで移動します。本日は晴天、夏の暑い日の訪問でした。

紀伊勝浦駅 那智山方面のバス

大門坂:熊野参詣道中辺路の玄関口

大門坂
熊野古道大門坂

バスに揺られて約20分程度で大きな駐車場が在る「大門坂」に到着。マイカーでアクセスして、ここの駐車場に車を置いて古道を歩き始めるのも良さそうです。

世界遺産の石碑を見ると、「さあこれから熊野古道を歩くぞ!」と、気分が高揚しますね。 近くに川が流れていましたが、水が澄んで綺麗でした。

熊野古道大門坂
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町(GoogleMapで開く
古道へ入って行ゆきます
熊野古道を歩く

森林の中の凛とした雰囲気が日常を忘れさせてくれます。

杉木立に囲まれた中、苔むす石畳が続く道を歩いて行きます。

熊野古道の石畳は江戸時代に整備されたものと言われますが、江戸時代の石畳をこうして今歩いているのは感慨深いです。(石畳は江戸時代以前から存在していたとも言われます。)

気付けば結構な山の上。。。

結構山の上の方まできているんですね。少し汗ばんできました。ほど良い疲労感を感じた頃、熊野那智大社の参道が見えてきます。

熊野那智大社、青岸渡寺:見逃せない三重塔

熊野那智大社

それで。。。熊野神社の手前に約400mに渡る467段の階段が待っています。

ここ階段はちょっとキツイのですが。。。あれ?年配の方は慣れた調子で登ってますね。負けられん。これを登ると眺望が望めますので頑張りましょう!

歩いた距離約1.3km、時間は約40分程度で「熊野那智大社」に到着。

熊野那智大社
熊野那智大社
熊野那智大社

那智大社の起源は、紀元前622年、後に、初代天皇、神武天皇として即位された神日本磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと)がこの地を訪れた時に光り輝く山を見つけた。その山を目指したところ那智御瀧(那智滝)を探りあて、その御瀧を御神体としてお祀りされたというのが那智大社の起源と言われます。

317年に仁徳天皇があらためて社殿を設け、神様をお遷したのがここ「熊野那智大社」の始まりです。

熊野那智大社

この辺りは年間の雨量も多い地帯で周囲は原始林がしげる山深い景色が美しい。

熊野那智大社公式ページ
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字那智山1(GoogleMapで開く

青岸渡寺
青岸渡寺

熊野那智大社のすぐ隣に「青岸渡寺(せいがんとじ)」があります。

神社のすぐ隣にお寺があるのは現代的な感覚からすると不思議な感じですが、明治時代に神仏分離が行われるまでは熊野那智大社と神仏習合の形態で一体となって発展してきた寺院です。

那智山青岸渡寺の三重塔と背景に那智の滝

那智山青岸渡寺の三重塔と背景に那智の滝 、とにかく絵になるセットです。

青岸渡寺
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字那智山8(GoogleMapで開く
三重塔拝観料:300円

那智滝:落差日本一!日本三大名瀑の一つ

熊野那智大社 飛瀧神社
飛瀧(ひろう)神社

世界遺産であり国指定名勝でもある「那智滝」を近くで観る為に、熊野那智大社御本殿がある場所からは少し離れた別宮「飛瀧(ひろう)神社」へ移動します。約15分~20分の移動。

那智滝
那智滝

那智滝は高さ133m・銚子口の幅13m ・瀧壺の深さは10m。一段の滝としては落差日本1位で、日光華厳滝と共に日本三名瀑に数えられています。

お滝拝所舞台に入るには拝観料が掛かりますが、近くで迫力の瀑水が観れますので折角ですから是非入場してみて下さい。場内では延命長寿の水と伝えられている滝つぼの水を飲むことが出来ます。

「飛瀧神社」は那智山信仰の源で那智滝そのものがご神体です。熊野の神様は元々ここ飛瀧神社にお祀りされていました。また、この付近一帯は吉野熊野国立公園特別地域とされており、付近の山は那智原始林として国の天然記念物になっています。

今回の熊野古道を歩くコースはここまでで終了です。路線バスを使って下山しました。

那智の滝 お滝拝所舞台参入料
大人 300円、小中学生 200円、未就学児 無料
お滝を一番近く真正面で拝観できる観覧舞台。(入場しなくても滝は観れます。)

勝浦漁港は生鮮マグロの水揚げ量日本一

紀伊半島南端の那智勝浦は、古くから「マグロの町勝浦」として名を馳せてきました。 現在でも勝浦漁港は生鮮マグロの水揚げ量は日本一です。 ( 生鮮マグロ:冷凍させないマグロの事)

という事で、山から下りて勝浦漁港へ向かいました。山も海も有ってこの辺は素敵な場所だな。


勝浦漁港
足湯「海乃湯」

港のそばに足湯がありました。無料です。

勝浦漁港 にぎわい市場
勝浦漁港 にぎわい市場
勝浦漁港 にぎわい市場

勝浦漁港の「にぎわい市場」へ。

駅前にも魚料理が食べれるお店が沢山あるんですが、港の市場のベンチの一角を陣取っての旨い魚とビールがこんな天気の良い日には似合う様な気がした。

夏の日のオアシス。。。
夏の日のオアシス。。。
勝浦漁港にぎわい市場公式ページ
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字築地7丁目12(GoogleMapで開く

お勧めのお土産!:鯨ハム

鯨ハム

~お土産!:鯨ハム~
那智山バス停の近くにあったお土産屋さんで、珍しいし、1個500円くらいとリーズナブルだったので購入。

味は、あんまり期待していなかった割には(失敬!)、癖も少なく酒のつまみにはちょっとイケる。塩分は少し高め。辛子マヨネーズを付けて食べるのがおすすめです。

紀伊勝浦からもほど近い 太地(たいじ)町は捕鯨発祥の地と言われており、現在も鯨料理を提供する店が多い。鯨の博物館もある様です。

出かけてみませんか?

熊野古道はいかがでしたか?いにしえの旅人たちへ思いを馳せる旅の楽しさをお伝え出来ましたでしょうか?

是非熊野古道を歩く楽しさを味わって頂きたいですが、歩くのが厳しそうな方は路線バスで那智滝まで行けるので旅のルートの一つとして検討してみて下さい。

【記事の訪問日:2019/8/3】

近隣のスポットもチェック!【あわせて読みたい】

和歌山県「アドベンチャーワールド」

パンダ好きなら南紀白浜の「アドベンチャーワールド」に行きましょう。赤ちゃんパンダの彩浜(さいひん)をはじめ、ジャイアントパンダが6頭も暮らしています。中国以外でこれだけの数のパンダが見られ場所は他にありません。

Pocket