神秘的な地底空間!「日原鍾乳洞」、ライトアップで幻想的【東京・奥多摩町】

東京都内に居ることを忘れてしまいそうな、奥多摩にある巨大な地底空間「日原鍾乳洞」を紹介。
夏には最強の納涼スポットとなる、関東最大級の鍾乳洞です。

ライトアップされた美しく独特の風景は、10万年以上の長い期間をかけて自然が創り出したもの。
かつては自然崇拝の聖地とされてきた、神秘的な場所でもあります。

目次

『日原鍾乳洞』 都内最強のひんやりスポット!

東京都奥多摩町 日原鍾乳洞

東京都奥多摩町にあり、東京都内でも最強のひんやりスポットの一つと思われる「日原(にっぱら)鍾乳洞」を紹介します!

東京都奥多摩町 日原鍾乳洞

日原鍾乳洞は、東京都の天然記念物に指定されています。

総延長は1,270mで、高低差134mある巨大な鍾乳洞。
関東地方の範囲で見ても、最大級の鍾乳洞なんですよ!

東京都内にこんな巨大な鍾乳洞があるなんて、ちょっと驚きですよね。

東京都奥多摩町 日原鍾乳洞

では入場料を払って早速入場してみます。

中へ入ると寒いくらいに冷え冷えですね~。
通年11度くらいの温度だそうですよ!


東京都奥多摩町 日原鍾乳洞

水滴が常に滴っており下は滑りやすい。
歩きやすい履物で行った方が良いですね。

鍾乳洞は地下を流れる水が、石灰岩の侵食を繰り返すことで発達するそうです。

東京都奥多摩町 日原鍾乳洞

中心部は、ライトアップされて幻想的な「死出の山」と呼ばれるエリア。

他にも三途の川とか地獄谷などと命名されたエリアがある。
地獄巡りのような様相ですなあ。

高い天井から鍾乳石が垂れ下がっています。

天井から鍾乳石が僅か1cm伸びるのにかかる期間はなんと約70年!
床に固まり積もる石筍(せきじゅん)は約130年もの時間を要するそうですよ!

巨大な石柱に彩られた洞内の眺めは、数10万年以上の時を掛けて造られたものだという。

ふ~む、そうなんですね。
これらは、気が遠くなるような期間を掛けて造られた風景だったんですね。

東京都奥多摩町 日原鍾乳洞

丸っとした空洞に仏様が鎮座している、「弘法大師学問所」と呼ばれる空間。
弘法大使が修行に使ったとも伝わります。

日原鍾乳洞は鎌倉時代からは、自然崇拝の信仰を集める修験道の聖地的な特別な場所だったそうだ。

東京都奥多摩町 日原鍾乳洞
十二薬師

鍾乳洞の洞穴そのものをお堂に見立て、そして、鍾乳石や石筍・石柱などを諸仏に見立てて信仰されていたという。
宗教的な各所のネーミングは、その際の名残りだそう。

東京都奥多摩町 日原鍾乳洞

縁結び観音。

こちらでは、縁結びをお願いしている方々が観音様と一緒に写真を撮っていました。
地獄巡り的な場所ばかりじゃなくて、ほっ!

日原鍾乳洞公式ページ
住所:東京都西多摩郡奥多摩町日原1052(GoogleMapで開く
入場料:大人(高校生以上) 800円、中学生 600円、小学生500円 *ホームページに割引券があるので印刷して持って行きましょう!
アクセス:
電車)・JR奥多摩駅より西東京バス「鍾乳洞」停下車
車)・中央高速「八王子IC」から国道411号で約90分、奥多摩駅前交差点から約20分

『鳩ノ巣渓谷』 エメラルドグリーンの水

東京都奥多摩町 鳩ノ巣渓谷

日原鍾乳洞周辺にも、「ここホントに東京?」的な自然スポットが広がっています。

こちらはエメラルドグリーンに映る水が美しい「鳩ノ巣(はとのす)渓谷」。
気持ち良さそうに川遊びをしている人達が沢山いましたよ!

東京都奥多摩町 鳩ノ巣渓谷

多摩川上流に位置する渓谷で、浸食により巨岩が多くあるのが特徴的でした。

鳩ノ巣渓谷
住所:東京都西多摩郡奥多摩町棚沢(GoogleMapで開く
アクセス: 電車)JR鳩ノ巣駅より徒歩約10分

東京の最強ヒンヤリスポットに出かけませんか?

東京都奥多摩町 鳩ノ巣渓谷

東京都奥多摩のひんやりスポット、日原鍾乳洞はいかがでしたか?

鍾乳洞をはじめ、これだけ自然に囲まれた場所が都内にあるのは素敵ですね。
マイナスイオンを感じる奥多摩エリアにリフレッシュしに出かけましょう!


サステナブルにお得な買い物ができるって、いいんじゃない。

【記事の訪問日:2020/8/16】

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