
日本を代表する建築家・隈研吾が埼玉県所沢に建てた「角川武蔵野ミュージアム」は、奇想天外な建物デザインで度肝抜かれる!
「ところざわサクラタウン」という複合施設の中に所在する個性的なミュージアムを紹介します。
「角川武蔵野ミュージアム」
なんじゃこりゃ!な建物 角川武蔵野ミュージアム

「おおっ~、なんじゃこれは!」とまずは大きさと形容しがたい形状に驚きました。
地上からの高さ39.65 m・5階建ての建物です。




はい、石の美しさを堪能頂きました(笑)。いやいや不思議な感じの構造物です、
現在は設備等の一部利用を制限してのプレオープンとなっており、入場券はネット予約による完全事前予約制での入場になります(有料)。
ミュージアム、「隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生」展開催中

四角い穴っぽこみたいのがミュージアムの出入口です。

ミュージアムでは竣工記念展「隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 − 石と木の超建築」を開催。隈研吾氏によってミュージアムの設計・建設の過程が紹介されています。(ちなみに動画以外は場内撮影可でした。)
入口付近の隈研吾氏の写真が迎えてくれます。


型にはまらない展示方法も面白い 、やりますね。

外壁に使用されている花崗岩のパネルパーツ。
外壁の石は中国・山東省の山奥から切り出した花崗岩を加工。1つ50kg~70kgの石を約20,000枚使用しているそうです。 10tトラックで120台分の物量。


「国立競技場を”木”の代表作とすれば、”石”の代表作が角川武蔵野ミュージアム」と、隈研吾氏は動画の中で語っていました。
マンガ・ラノベ図書館と今後のオープン予定

KADOKAWAグループのほぼ全部のライトノベルが揃っているそうだ。

4~5階フロアにできる高さ約8メートルの巨大本棚にかこまれた空間(2020年11月オープン予定)。
4階には荒俣宏氏監修 ”荒俣ワンダー秘宝館”という驚異の部屋。(さっぱり内容がイメージできないが。。。)、3階にはアニメ文化の集積地となることを目指す”EJアニメミュージアム”などの公開が控えているそうだ。
多種多様な人間が館内をウロウロしているにぎやかな場面が思い浮かんでくる。
武蔵野坐令和神社ほか

敷地内にはなぜか神社があります。


本物っぽいところと、意図的に人工的で嘘っぽい物がミックスされている部分がこの施設の特徴を象徴している様に感じます。



営業していました。内部は落ち着いた感じの雰囲気ですね。

1,800名収容の「ホールA」、 200名収容の「ホールB」で構成。
「武蔵野樹林パーク」周辺にも不思議なものが。。。

サクラタウンへ向かう手前に小さな雑木林がありますが、そこでも不思議なイベントスペースがありました。
武蔵野樹林パーク(公式ページ)
「武蔵野坐令和神社参道のマンホール」

武蔵野坐令和神社に向かう道(=参道)に点在 。
【 株式会社KADOKAWAのイラストを掲載した、日本初のLED発光する「イルミネーションマンホール」が東所沢に登場! 】
(出典:所沢市ホームページ)
所沢市上下水道局は、令和2年8月1日に、株式会社KADOKAWA(かどかわ)のイラストを掲載した、日本初(※(一社)日本グラウンドマンホール工業会調べ)となる「イルミネーションマンホール(LEDマンホール)を設置しました。
イルミネーションマンホールは、新たな広告用マンホールとして開発した、LEDで自発光するマンホールです。現時点でLEDで発光するマンホールの設置例はなく、今回が日本で初めての設置となります。
所沢市上下水道局では、平成30年度から、全国で初となるマンホールの蓋を広告に活用した事業を行っており、今回のイルミネーションマンホールは広告事業を環境負荷の低減や防犯等の視点から発展させたもので、株式会社KADOKAWAが建設・運営する「ところざわサクラタウン」(埼玉県所沢市東所沢和田三丁目31番地3、令和2年11月6日グランドオープン予定)に向かう来場者の誘導や、施設近隣の夜間の防犯対策に役立てるため、最寄り駅であるJR武蔵野線・東所沢駅から同施設に向かう歩道に28基設置しました。
アクセス情報
住所:埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3(GoogleMapで開く)
アクセス: 電車)JR武蔵野線 東所沢駅から徒歩10分
角川武蔵野ミュージアム (公式ページ)
住所:埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 (ところざわサクラタウン内)
設計:隈研吾建築都市設計事務所(公式ページ)
設計・施工:鹿島建設
![]() | 価格:1,650円 |

![]() | 名建築で昼食を オフィシャルブック [ 「名建築で昼食を」製作委員会 ] 価格:1,540円 |

出かけてみませんか?

見たことの無い様なスケールの建物は楽しめましたが、施設内容としてはお披露目の域を出ないものでまだまだもの足り無く今、後の各施設のオープンが待ち遠しいところです。
民間企業のKADOKAWAと所沢市が一体になって周辺地域含め新しいものを作り上げてゆこうとしている点に様々な可能性を感じました。
楽しみです。

たまには、少しリッチなお取り寄せを楽しみませんか?
【記事の訪問日:2020/8/4】