「せっかくの軽井沢、人混みを避けて自然に癒やされたい」「美味しいランチも妥協したくない」そんな方にぜひおすすめしたいのが、白糸の滝とハルニレテラスを巡るコースです。
浅間山の地下水が生み出す白糸の滝は情緒たっぷり!緑に囲まれたロケーションにあり、マイナスを充電できるスポット。
そして白糸の滝にもほど近く、軽井沢を代表的する避暑地・星野温泉エリアにあるハルニレテラスも、自然を感じながら食事やショッピングが楽しめる軽井沢らしい施設ですよ。
目次
まるで水のカーテン! 涼を運ぶ「白糸の滝」でマイナスイオンを吸収
「白糸の滝」白糸ハイランドウェイ内にあるスポット
白糸の滝やハルニレテラスがある場所は、軽井沢の中心部から見ると、北西に離れた中軽井沢~北軽井沢方面に位置するエリアです。

軽井沢駅周辺からは車で20~30分程の距離ですが、辺りは森林に囲まれており、喧噪を離れた静かな環境が広がっています。
北軽井沢方面へ向かう道路の一つに、浅間山麓の森林を走る約10kmにわたる有料道路「白糸ハイランドウェイ」がありますが、白糸の滝はその有料道路のルート内にあるスポットです。
本日も中軽井沢方面からハイランドウェイに乗って森林ドライブを楽しみつつ、白糸の滝へと到着。
信濃路自然歩道が広がる森林に囲まれたエリア

この周辺には全長11kmに渡る「信濃路自然歩道」というトレッキングコースも設定されており、アウトドアファンからの人気も高いエリアです。
ルート上には「白糸の滝」をはじめ「竜返しの滝」などの名勝もあるので、体力に自信がある方はぜひ遊歩道を歩いてみて下さい。

自然と対峙できるアクティブコースもあるわけですが、本日のワタクシは自然に溶け込んで”一日ゆる~く過ごす”がテーマなものでして。その点、よろしくお願いします(笑)。
「白糸の滝」も駐車場から程近い場所にあり、気軽に自然が楽しめるスポットですよ。
入口付近の道沿いには出店が並んでおり、なかなか良い雰囲気。
わさび肉まんや鹿まんなど、ご当地ならではのグルメにそそられますが、この後ランチを控えているためここはグッと我慢。

滝に続く道の入口には、人気漫画・鬼滅の刃(きめつのやいば)の竈門炭治郎(かまどたんじろう)と、妹の禰豆子(ねずこ)の木彫り像がありました。
細かい部分まで彫り込まれており、これはなかなか良くできていますね!
なぜここに?は分かりませんでしたが、ファンであれば予想外の出現にきっと喜ぶことでしょう。

白糸の滝に向かう道に入ると、一気に自然に包まれる感じに。
新緑の隙間からの木漏れ日と、滝から続く川の流れの音も心地よく、目と耳でマイナスイオンを感じながら進んでゆきます。
この辺りは空気がひんやりとして、少し肌寒い。特に夏場は気持ち良いんだろうなあ。
白糸の滝、そこは日常を忘れさせる別世界だった

5分程歩くと視界が開け、そこには街の喧騒を忘れさせる別世界が広がっていました。

高さ3m、幅70m。緩やかに湾曲した岩肌から、幾筋もの白糸が垂れ下がるかのように流れ落ちるその姿は、まさに自然が織り上げた繊細なレースのカーテン。
しかも岩肌全体が綺麗に湾曲しているため、あたかも滝に包み込まれているような気分にさせられる。
これはなかなか癒されポイントが高い滝ですわ。

そして特筆すべきは、その「音」と「透明度」。
川から流れ落ちる一般的な滝とは異なり、浅間山の伏流水が岩肌から直接湧き出でているため、水はどこまでも清らか。
そして激しい轟音ではなく、さらさらっと囁くような水音が、森の静寂をより一層深いものへと変えてくれています。
浅間山が6年掛けて白糸の滝の流れを生み出す

白糸の滝の水源は浅間山に降った雨水。
それが浸透して地下水となり流れの一部となるには、なんと約6年もの歳月を要するんですよ!

長い歳月をかけて届いた雫たちが目の前で光を反射し、エメラルドグリーンの滝つぼへと吸い込まれていく――。
自然が生み出したその幻想的な光景は、訪れる者の心を洗い流してくれるような、不思議な浄化の力に満ちていました。
浅間山について
浅間山は長野県と群馬県の県境に位置する標高2,568メートルの活火山で、日本百名山の一つ。
円錐形の容姿が特徴的で、中央火口丘の”釜山”と外輪山の”黒斑山”から成ります。
古くから噴火を繰り返し、特に天明3年(1783年)の天明大噴火では甚大な被害をもたらしました。現在も活発な火山活動が続き、入山規制がおこなわれることもあります。
一方、周辺の高原地帯は登山や温泉など、火山の恵みを享受した自然観光が楽しめる人気のスポットとなっており、火山と共存してしているエリアといえるでしょう。

滝の水が川へ落ちて流れゆく情景も、奥行が感じられる迫力のある景観なので、行き帰りにお見逃しなく。
本日は平日につき”滝の風景独り占め!”状態でしたが、混雑時には記念写真のアングル確保に苦労しそうな感じ。
やはり空いていそうな日や、早い時間帯の訪問がオススメですね。
白糸の滝の詳細情報・アクセス
白糸の滝
白糸ハイランドウェイのページ
住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉(GoogleMapで開く)
アクセス:
車)
・上信越道「碓氷軽井沢IC」から約40分
・中央道・長野道・上信越経由「小諸IC」又は「佐久IC」から約40分
・草津・万座方面から:国道292号の草津交差点から峰ノ茶屋料金所まで約1時間10分(36km)
・白糸の滝は有料道路「白糸ハイランドウェイ」の中にあり、通行料金が発生します。通行料:普通・軽自動車 500円、二輪自動車(125cc以上バイク) 200円
・無料駐車スペースあり(300台分)
電車)
・「軽井沢駅」からバスで「白糸の滝バス停」まで約20分
・草津温泉から「白糸の滝バス停」まで約60分(急行:約53分)
緑に包まれた「ハルニレテラス」で美食とショッピングを満喫!
「星野温泉」北原白秋らも訪れた軽井沢を代表的する避暑地
白糸の滝の後は、10km程離れた湯川沿いにある「軽井沢星野エリア」にやってきました。

星野地区は「トンボの湯」と呼ばれる温泉を中心としたリゾート地。
その中にあるレストラン・ショッピングエリア、「ハルニレテラス」にランチで伺いました。
軽井沢星野エリアの歴史
大正4年(1915年)、製糸業を営んでいた星野嘉助が、星野温泉を開湯したことに始まります。
大正~昭和初期にかけて、星野温泉へは多くの文化人や知識人も訪問。特に良く知られるのが北原白秋と島崎藤村でした。
北原白秋は星野温泉を非常に気に入り、頻繁に訪れて詩や歌を創作。
島崎藤村も軽井沢に長期滞在して小説「破戒」や「夜明け前」の執筆を進め、星野温泉にも足を運びました。
その他にも、与謝野鉄幹・晶子夫妻や芥川龍之介などの訪問者の名が挙がる。
ここは日本を代表するリゾート運営会社である「星野リゾート」の創業地となります。
”地域文化を活かした滞在体験の提供”という星野リゾートの原点が、この地から始まったわけです。
ハルニレの木立を生かして造られた街

訪問時は梅雨期限定イベントである「軽井沢アンブレラスカイ」で彩られていました。
”雨の日でも、空を見上げて晴れやかな気分になれるように!”がテーマとのこと。
カラフルな傘の影を落としている足元にも注目ですが、ハルニレテラスの各店舗はこのウッドデッキで全部繋がっているんですよ。
ハルニレ(=春楡)とは?
その名の通り春に花が咲くニレ科の樹木のこと。
ここは元々自生していた、100本を超えるハルニレの木立を生かして作った街。それがハルニレテラスのネーミングの由来なんですって。
「川上庵」行列必至!それでも食べたい人気店の絶品蕎麦

本日は蕎麦屋「川上庵」でランチ。おそらくこちらは、ハルニレテラスで一番人気の食事処じゃないかな。
休日は行列必至の店ですが、本日は平日につき並ばずに入店できたのが嬉しい。たまの休みを取って来た甲斐がありましたわ。

和風の店構えですが、入店すると一変、店内はカフェレストランのようなモダンなつくり。
この洒落た雰囲気が、人気の理由の一つなんだろうな。

本日は天気も良いのでオープンテラスへ。
自然を感じながら野外で蕎麦を頂くって、なかなか軽井沢っぽくて良いですよね。
注文して程なく到着したのが、折角だからと奮発した”天せいろ上”。
お~、見事なサイズの海老天がいますね!大人になっても大きな海老が出てくると、ときめいてしまう性分です(笑)。
海老は柔らかくて、とっても美味しい。
蕎麦は細めの二八蕎麦で、コシがあって喉越しも良いです。蕎麦つゆはどちらかというと濃いめかな。
美味しく頂きました。ごちそうさま。
夜はお酒も楽しめる店で、炭火焼などの手が込んでそうな一品料理も揃っていましたよ。
川上庵 せきれい橋店 -蕎麦-
公式ページ
営業時間:11時~22時(21時 LO)
定休日:なし
※営業日・営業時間は最新の情報で確認してお出かけ下さい
「我蘭憧」 木の雑貨にほっこり!

お腹も満たされたのでテラス内を散策。
まず立ち寄ったのは木製品の雑貨屋「我蘭憧(がらんどう)」。

おー、色々と可愛らしい雑貨が並んでおり、見ているだけでも癒されますねえ。

見ているうちに、なにか可愛いものを自分の部屋に連れて帰りたくなって、しばし物色。
リーズナブルで可愛いらしい、木製の起き上がりこぼしを発見。ウシとヒツジと台座のセットで購入した。

ああ、こちらも可愛い。木のインテリアって温もりと味が感じられて、素敵ですよね。
残念ながら我蘭憧は閉店。現在は他の店が入っています。(2026年3月追記)
「ココペリ」軽井沢らしい信州産ジャムのお土産はいかが?

「ココペリ」は、信州産の果物を使った各種ジャムを販売するお店。こちらも軽井沢らしいお土産ですよね 。
色とりどりのビンが並んでいる陳列棚は、見た目もお洒落。
「CERCLE」洒落たレストラン&デリ

「CERCLE」はデリや自然派ワインを扱ったショップで、店内にあるレストランでは食事やワインも楽しめる。ローストビーフやローストポークが美味しいらしいですよ。
ショップで購入したワインを料理と一緒に楽しむ、なんて事もできるようですよ。
CERCLE(セルクル) – レストラン&デリ・ワイン –
公式ページ
営業時間:ショップ 10時~20時、レストラン 10時~20時(LO)
定休日:なし
※営業日・営業時間は最新の情報で確認してお出かけ下さい
「沢村」ベーカリー&レストランの人気有名店

軽井沢町発祥のベーカリー「沢村」は、東京・名古屋にも店舗がある人気有名店。
ベーカリーでのテイクアウトのほか、併設のレストランでの食事も楽しめます。
パンを購入しましたが、どれも美味しそうで随分迷ってしまいました。

こちらも、テラス席があるオープンなつくりが特徴。
沢村 -ベーカリー&レストラン-
公式ページ
営業時間:(ベーカリー)7時~21時、(レストラン)モーニング 7時~10時(LO)、ランチ 11時~16時(L.O)、ディナー 16時~21時(LO)・22:00クローズ
定休日:なし
※営業日・営業時間は最新の情報で確認してお出かけ下さい
「HARVEST NAGAI FARM」川のせせらぎとともに旬のジェラートで一息 !

こちらは浅間山のふもとにある「永井農場」の直営店。
年間日照が長いという特徴を生かして、農場がある地域では水稲・果樹・高原野菜などの栽培と、酪農が盛んにおこなわれているそうだ。

こちらでは旬の果物や野菜の素材を生かした、色も鮮やかなジェラートを販売。
野菜のジェラートってあまり見かけないので、珍しいなあ。

ジェラート屋さんながら野菜も売ってたり。
陳列にはシンプルさゆえのお洒落感が漂っていました。
HARVEST NAGAI FARM – ジェラート –
公式ページ
営業時間:10時~19時
※営業日・営業時間は最新の情報で確認してお出かけ下さい

ジェラートを購入して、木々に囲まれた涼しげなベンチで一休み。

購入したジェラートは、左が巨峰のソルベ、右が花豆(珍しいなあ)。
素材の味が濃い~感じで、とても美味しかった!

広場の裏手には静かな小川のせせらぎ。
たまにはこんな自然の中で、あまり予定を詰め込まずに、のんびりと過ごす休日も贅沢でいいですね。
そのうち、また来たいです。
【記事の参考にした情報】
・「白糸ハイランドウェイ」のページ
・軽井沢星野エリア「ハルニレテラス」 星野リゾート
タイトル通り、いまいちばん美しい日本の絶景写真が楽しめます!
その場所・その季節・その時間帯などの組合わせが創り出す絶景。
タモリさんならではの視点で、軽井沢の歴史が解き明かされてゆきます。
読めば出かけてみたくなるはず!
ハルニレテラスの詳細情報・アクセス
ハルニレテラスの詳細情報
ハルニレテラス
公式ページ
住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉2148 (GoogleMapで開く)
駐車場料金:平日:無料(以下の有料期間を除く)・土日祝:有料、最初の30分:無料、以降1時間毎300円(上限3,000円) *有料期間:GW4月29日~5月5日、夏休み7月22日~8月31日、年末年始12月29日~1月3日
アクセス:
電車)
・JR北陸新幹線「軽井沢駅」下車、北口から星野エリアまで、西武観光バス(路線バス)利用で約20分
・しなの鉄道「中軽井沢駅」(軽井沢駅から1駅約5分)下車、徒歩約17分
車)
・上信越道 碓氷軽井沢ICから約14Km(約20分)
軽井沢ランチは事前予約やクーポン利用で、並ばずお得に!!
ハルニレテラス・白糸の滝間のバスでの移動について
ハルニレテラスと白糸の滝間の移動は、西武観光バスと草軽交通の路線バス乗り継ぎでアクセスが可能です。
ハルニレテラスから白糸の滝へのアクセス
・ハルニレテラス最寄り「星野温泉トンボの湯」(西武観光バス)から軽井沢駅行乗車 約14分、「旧軽井沢」下車、乗換に徒歩約5分
・「旧軽井沢」(草軽交通)から草津温泉行乗車 約20分、「白糸の滝」下車
各社ホームページで時刻表を確認のうえ、お出かけ下さい。
西武観光バスのホームページ / 草軽交通のホームページ
心洗われる休日を、軽井沢の森で
白糸の滝でマイナスイオンをたっぷり浴び、ハルニレテラスで美食に酔いしれる。そんな軽井沢の魅力を凝縮したような1日は、日々の忙しさをふっと忘れさせてくれます。
自然の造形美に癒やされ、洗練された空間で自分を甘やかす。
次の休日は、少しだけ早起きして、美味しい空気と素敵な出会いを探しに軽井沢へ出かけてみませんか?
記事の訪問日:2021/6/15



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