幸手の権現堂といえば、桜と菜の花の風景を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そんな権現堂堤は、秋になると約300万本の曼珠沙華(彼岸花)が咲き誇る、埼玉を代表する秋の花名所へと姿を変えます。
赤い花々が一面に広がる堤をゆっくり歩けば、春の華やかな景色とはひと味違った、落ち着いた権現堂の魅力を楽しめますよ。
今回は、実際に現地を歩きながら、曼珠沙華の見どころや見頃、秋の権現堂散策の楽しみ方をご紹介します。
目次
【2026年】第19回 幸手曼珠沙華まつりが開催されます
下記の日程で、【2026年】第19回 幸手曼珠沙華まつりが開催されます。
開催概要
開催期間:2026年9月19日(土)~10月4日(日)
※開花状況により期間が変更される場合もあり。
開催場所:権現堂桜堤(森田鉄工所権現堂Sakura Mirai Park)
入園料:無料
駐車場利用時間:8:30~22:00(まつり期間中の特別時間)
主なイベント内容:
・曼珠沙華ライトアップ(まつり期間中、日没~22:00まで歩道と曼珠沙華を点灯)
・キッチンカー出店(まつり期間を通して出店あり)
・ハンドメイド販売をメインとした物販の出店(9月26日(土)・27日(日)の9時〜15時)
・はちみつ販売(9月27日(日)・10月4日(日)の各日10:00~、各日50個、合計100個限定)・ちんどんパフォーマンス(日程は決定次第案内)
・東武健康ハイキング: 電車を利用したハイキングイベント
開催情報や開花情報は下記にて
曼珠沙華まつりのページ(幸手市観光協会)
幸手観光協会公式X
幸手観光協会instagram
当方のブログ記事も参考にして頂き、ぜひ足を運んでみてください!
権現堂公園の曼珠沙華とは?約300万本が咲く埼玉・幸手の秋の名所
「幸手権現堂」桜の名所で知られるが、四季折々の花も楽しめるスポット
埼玉県北東部に位置する幸手市は、千葉県・茨城県に隣接する県境にある街。
東に江戸川、北に中川や権現堂川が流れ、水辺と田園風景が身近に感じられる土地柄です。
そうした穏やかな地形の中に、花の名所として知られる幸手権現堂堤はあります。

そんな権現堂堤といえば、関東随一の桜の名所として知られているスポット。
桜の季節になると、1kmに渡って咲き誇る約1000本のソメイヨシノに加え、一面に咲く菜の花畑とのコントラストが訪問者を魅了します。
そんな桜の名所のイメージが強い権現堂ですが、実は一年中四季折々の花模様が楽しめるスポットなんですよ。
幸手権現堂で楽しめる季節ごとの花
| 季節 | 花 | 規模・特徴 | 開花・見頃の目安 |
|---|
| 冬 | 水仙 | 白い水仙が堤の斜面を彩る。2003年から植栽 | 1月~2月上旬 |
| 春 | 桜(ソメイヨシノ) | 約1,000本、約1kmにわたる桜のトンネル | 3月下旬~4月上旬 |
| 春 | 菜の花 | 桜並木の周辺に広がる大規模な菜の花畑。桜とのコントラストが魅力 | 3月下旬~4月上旬 |
| 初夏 | 紫陽花 | 約100種類・1万株。純白のアナベルも見どころ | 6月~7月 |
| 夏 | ひまわり | 約15万本のひまわり畑 | 7月中旬~8月上旬頃 |
| 秋 | 曼珠沙華(彼岸花) | 約300万本。堤を赤く染める秋の代表的な風景 | 9月中旬~10月上旬 |
その中で、今回は秋の季節の風物詩となっている、曼珠沙華(彼岸花)の花模様を紹介します。
\ 桜の季節の権現堂の様子はこちらへ! /
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約300万本の曼珠沙華が織りなす、秋のレッドカーペット!

訪問時の開花状況はというと、ちょうど見頃を迎えた感じで、まさしくレッドカーペットのような花模様が出迎えてくれました。これは見事!

権現堂堤の曼珠沙華は、平成12年(2000年)から植栽が始まりました。
当初は小規模でしたが、地域の人々の活動により少しずつ増え、現在では約300万本を数えとのこと。これは凄い数ですね。
長きにわたり育てあげられてきた景観が目の前に広がっていると思うと、なかなかに感慨深いものを感じます。
曼珠沙華(彼岸花)ってどんな特徴の花?

オリエンタルで、ちょっと不思議な雰囲気を持っている曼珠沙華って、どんな特徴の花なんでしょう?
曼珠沙華ってどんな花?
曼珠沙華は中国が原産国の多年草です。
花名はインドのサンスクリット語で「天界に咲く花」という意味で、仏教の経典に出てくる「天から降ってくるという赤い花」に由来するとのこと。
別名は彼岸花(ひがんばな)で、秋のお彼岸の時期の数週間だけ咲く性質から付けられました。
曼珠沙華は花期になると、葉も付けずにスッと伸びた茎に鮮やかな花を咲かせます。
花が終わった後、今度は葉が伸びてきて青々としたま冬越しするという、一風変わった周期を持つ植物なんですね。
花の性質にも、なにやらミステリアスな部分を感じますねぇ。
権現堂堤の曼珠沙華の、”見頃時期”と”見どころ”について
曼珠沙華の見頃時期はいつ?

幸手市によると、権現堂の見頃時期は「例年9月中旬頃~10月上旬頃まで」とされています。
特に9月下旬頃が見頃の中心となる傾向が多いものの、気温によって開花時期が大きく変わるため、やはり訪問前に開花状況を確認するのがおすすめ。
一方、開花の時期になると、例年「幸手曼珠沙華まつり」が開催されています。(訪問した2020年は新型コロナの影響で残念ながら中止)
お祭り気分を楽しみたければ曼珠沙華まつりに合わせて訪問し。人混みを避けてゆっくり鑑賞したければ、まつりを避けての訪問、といった観点で鑑賞日を決めるのも一考かと思われます。
権現堂の曼珠沙華の見どころは?

権現堂堤における曼珠沙華の特徴は、「堤の斜面を生かして植えられていること」です。
その魅力は、堤の上の一カ所から花を眺めるだけでは伝ってきません。
堤の上から見下ろしてみたり、逆に堤の下から見上げてみるなど、カメラマン諸氏には角度を求めて歩きまわってみることをおすすめしたい。

一方、「ピクニック気分でのんびりと眺めたい」という輩には、レジャーシート持参をおすすめ。
芝生広場があるので、そちらに広げたシートでランチを頂くと、開放的な一時が過ごせると思いますよ。
見学の所要時間ですが、
■堤周囲で花を見るだけであれば、1時間程度。
■権現堂公園全体を散策するのであれば、2時間程度。
くらいかと思われます。
桜の名所としての権現堂堤の歴史

権現堂堤の遠景。
堤に沿って植えられているのが、権現堂堤名物の桜並木。これが約1000本、1kmにわたり続いています。
桜の名所としての歴史も振り返っておきましょう。
幸手権現堂堤の桜の名所としての歴史
■大正時代には6kmにわたり約3,000本の桜があり、当時すでに桜の名所として賑わっていました。
■明治9年(1876年)に明治天皇が東北巡幸の際に立寄ったことから、行幸(みゆき)堤とも呼ばれました。
■昭和の初め頃に、桜の多くが燃料として伐採されてしまう。
■昭和24年(1949年)に改めてソメイヨシノを植樹したものが、現在の権現堂堤の桜となります。
一旦途絶えたものを年月を掛けて再生したのが、現在の桜並木なんですね。
曼珠沙華だけじゃない!秋の権現堂公園をのんびり散策
曼珠沙華以外にもある、権現堂公園の楽しみ方をご紹介します。
峠の茶屋|手作りパンも販売。テーブル席やベンチに座れる

堤の中間地点にある「峠の茶屋」では、喫茶と手作りパンなどの軽食を販売。ソフトクリームもありますよ!
外に用意されているテーブル席やベンチに座って頂くことができます。
権現堂公園|運動広場やミニ牧場も。ヤギは子供達の人気者!
権現堂公園は権現堂堤や隣接する権現堂調整池の水辺空間を活かした、広々とした県営の緑地公園となっています。

園内には権現堂堤を始めとする4つのエリアを有しており、球技場や運動広場があるほか、中心部に流れる中川の風景を楽しみつつの散策もおすすめです。

権現堂堤のあるエリアには広場や、ヤギのいるミニ牧場があります。
ここは子供連れのファミリーに人気のスポットとして、賑わっていました!
行幸湖|権現堂堤の歴史の面影をたどる散策
権現堂堤という場所の歴史も、紐解いておきましょう。

中川
権現堂堤は元々は川の堤防でした。
公園内に流れている中川の脇には水門がありますが、その先にある「行幸湖(みゆきこ)」と呼ばれる調節池が、当時の川の面影を残すものです。

行幸湖(権現堂調節池)
かつてあった権現堂川の歴史
行幸湖(権現堂調節池)は元々は権現堂川という川でしたが、水量の多い暴れ川として知られていました。
権現堂堤は江戸を守る重要な堤防とされてましたが、堤は幾度となく決壊し、この地域には水害で悩まされ続けた歴史がありました。
川は昭和初期に堰き止められ、現在の調節池への姿へと昭和から平成にかけて整備されました。
昭和に入ってようやく水害に悩まない、穏やかな地域となったんですね。
権現堂の堤はこの地域における、水害との長い歴史の名残りといえるものです。
タイトル通り、いまいちばん美しい日本の絶景写真が楽しめます!
その場所・その季節・その時間帯などの組合わせが創り出す絶景。
写真を見ていると出かけたくなってしまう、素敵なカフェ満載。
緑に包まれた場所や、隠れ家のような空間を探しに出かけてみようか。
権現堂公園へのアクセスと立寄りどころ
権現堂公園へのアクセス
県営権現堂公園
公式サイト
住所(幸手権現堂桜堤):埼玉県幸手市大字内国府間887番地3(GoogleMapで開く)
アクセス:
電車)
・東武日光線幸手駅より朝日バス「五霞町役場」行きバスに乗車、「権現堂」で下車 (バスは1時間に1本)
車)
・最寄りの高速道路IC:圏央道の幸手ICから約10分、東北自動車道の久喜ICから約20分
レンタサイクル(幸手市観光協会)
帰りに日光街道「旧幸手宿」を歩いてみるのもオススメ

帰り道として歴史散策好きの方にオススメなのが、旧日光街道(県道65号線)を抜けて駅まで歩くルート。
幸手はかつて日光街道の宿場町・幸手宿があった、歴史のある町。幸手宿に関連する寺院や案内板に出会え、歴史散歩が楽しめるコースです。
権現堂公園の西側に通る県道を南下すると県道65号線に交差します。
権現堂堤・幸手駅間の距離は約2km、徒歩で30分~35分ほどの行程です。
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周辺の立寄りどころ
農産物直売所 さくらファーム

権現堂公園の向かいにはJA農産物直売所「さくらファーム」があるので、立寄って野菜をお土産にするのはいかがですか?
石窯で焼く本格派のピザ屋さんが入っていたのには、ちょっとビックり!
私はサクッとお蕎麦を頂きましたが、天ぷらの種類を選べるのがユニークだったり。

イベント開催もおこなわれているようで、訪問時には猿回しが披露されていました。
公式サイト
住所:埼玉県幸手市大字内国府間67番1(GoogleMapで開く)
営業時間:9:00~17:00
定休日:毎週水曜日(祝祭日の場合は営業)
幸手のランチは事前予約やクーポン利用で、並ばずお得に!!
桜だけじゃない権現堂へ!秋の曼珠沙華を歩いて楽しもう
権現堂といえば桜の名所という印象がありますが、秋の曼珠沙華もまた、この場所を代表する美しい風景の一つです。
約300万本の曼珠沙華が堤を赤く彩る光景は華やかでありながら、春とは違った落ち着いた雰囲気の中で散策を楽しめるのも魅力。
花を眺めながら堤を歩いたり、周辺の風景に目を向けたりと、時間をかけて歩くほど秋の権現堂の魅力が感じられます。
秋になったら、桜の季節とは違う権現堂を訪ねてみてはいかがでしょうか。

記事の訪問日:2020/10/3




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