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「有珠山」から望む洞爺湖や昭和新山は、美しく荒々しい!【北海道・壮瞥町】

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北海道南西部にある「有珠山」、その火山活動によって生まれた荒々しくも美しい風景に会いに行きました。

2008年のサミット開催地として知られる美しいカルデラ湖・洞爺湖や昭和新山など、ジオパークと呼ばれる地球のダイナミックな地形の変化を感じることができます。

そんな有珠山とその周辺を紹介します。

目次

『洞爺湖と有珠山』 ジオパークに出会いに

「サミット開催地、洞爺へ」

JR洞爺駅
JR洞爺駅

札幌へ行く用事を利用して、洞爺湖まで足を延ばしてみました。

今回は電車でのんびりの移動にしてみた。前日は中間地点よりちょい手前の千歳線の終着駅・苫小牧まで移動して一泊。夜は、苫小牧の名物のカレーラーメンを、発祥の店「味の大王」で頂きましたよ。

翌日、室蘭本線を使い洞爺駅まで移動しました。ちなみに苫小牧より先、室蘭方面の駅は交通系のICカードが使えないエリアでした。

JR洞爺駅

駅前には早速平成20年(2008年)に開催された、洞爺湖サミットのモニュメントがありました。

洞爺駅からまずは路線バスで「洞爺湖温泉バスターミナル」へ移動。
そこからすかさずバスで有珠山へ移動したかったのですが、行ったばかりで午後までバスが無い!(現在11時過ぎ)。

メジャーな観光地なら公共交通機関の便も良いとみてたが。。。、車社会の北海道は甘くなかった。
やむなし時は金なり!でタクシーで有珠山ロープウェイの乗場へ向かいました。

「昭和新山」 火山が生んだ荒々しい姿

昭和新山
昭和新山

今回、「昭和新山」を見るのも大きな楽しみの一つでした。
「有珠山ロープウェイ」山麓駅の真ん前に、どど~んとそのそびえる姿を現わしました。

この山、昭和18年(1943年)に民間の麦畑で、いきなりの噴火活動で出現したそうなんですよ!
そんなわけで、昭和新山は世界でも珍しい”私有地にある火山”で、国の特別天然記念物に指定されています。

ちなみに一般の人が山に登ったりすることはできません。

剥き出しの岩の塊の山、凄いなあ~。
独特の赤茶色の岩肌ですが、これは噴火した際の熱で元々の土がレンガのように焼けたものだそうです。

有珠山ロープウェイ から望む昭和新山
有珠山ロープウェイから望む昭和新山

ロープウェイの山麓駅にはレストランやお土産屋さんの他、洞爺湖と有珠山への理解を深められる施設があります。
「洞爺湖有珠山ジオパーク火山村情報館」「噴火体験室」「山頂防災シアター」「学習パネル」など。

無料施設なので、見学してから頂上に向かうと良いと思いますよ。

「世界ジオパークとは?」

有珠山ロープウェイ
有珠山ロープウェイ

ロープウェイに搭乗すると、山麓駅から有珠山山頂駅までは約6分の空中散歩になります。
「洞爺湖・有珠山」は平成21年(2009年)に、ユネスコの世界ジオパークに認定されています。

ここで以下にジオパークって何ぞや?について。

  • ■ 「ジオパーク」という言葉は、地球・大地(=ジオ:Geo)と公園(=パーク:Park)を組み合わせた造語。
    科学的に価値の高い地形・地質・火山などの、地質遺産が複数ある自然公園のことを意味します。
  • ■ 2004年にユネスコの支援で「世界ジオパークネットワーク(GGN)」が設立される。
    その後、2015年に世界ジオパークはユネスコの正式事業になりました。
  • ■ 日本では2009年に北海道「洞爺湖有珠山」・新潟県「糸魚川」・長崎県「島原半島」の3か所が初めて世界ジオパークに認定されました。
    以降、全9か所が認定されています。(2020年現在)

「有珠山」 有珠山ロープウェイ

有珠山
有珠山

有珠山は標高733mの山で、実は20世紀に4度も噴火している活火山なんです!

有珠山  火口原展望台
有珠山 火口原展望台

時期が新しいところでは、平成12年(2000年)に山麓・洞爺湖温泉のすぐ裏で噴火が起きています。

有珠山 火口原展望台

「有珠山火口原展望台」からは煙の出ている火口や洞爺湖が見えます。
そしてここから更に火口に近づくこともできるんですね。

600段の下りの階段がある「外輪山遊歩道」を通り、その先の「外輪山展望台」まで行くと昭和52年(1977年)の噴火口を間近に見ることができます。
外輪山展望台からは、洞爺湖と羊蹄山、また、太平洋のパノラマも楽しめるので、時間と余力がある方にはオススメです。

ちなみに、ロープウェイを使わず外輪山遊歩道まで登る「有珠山登山道」もあります。

こちらは海側ですね。見えているのは内浦湾。
美しいですね!

夕張メロンアイスクリーム

眺めの良い場所で頂く、夕張メロンアイスクリームは格別。
頂上駅で購入しました。

有珠山ロープウェイ

公式ページ
住所:北海道有珠郡壮瞥町字昭和新山184-5(GoogleMapで開く
普通運賃(往復):大人(中学生以)1,800円、小人(小学生) 900円
運行間隔:毎時00・15・30・45分の15分間隔(上り最終便は下り最終便の15分前)  ※始発・最終時間はお出かけの際ご確認下さい。
所要時間・乗車人員:片道約6分・最大96名乗り
アクセス:
電車) JR洞爺駅から道南バス洞爺湖温泉行きで15分、終点洞爺湖温泉バスターミナル下車、道南バス昭和新山行きに乗り換え15分、終点下車
車)道央自動車道伊達ICから昭和新山まで車で15分

「洞爺湖」 日本最大級のカルデラ湖

有珠山山頂駅から望む洞爺湖

有珠山山頂駅から望む洞爺湖。
一面青々とした風景が印象的ですね。

有珠山山頂駅から望む洞爺湖

洞爺湖は周囲約43kmで、日本で3番目に大きいカルデラ湖になります。
ちなみに日本最大のカルデラ湖は、同じく北海道の屈斜路湖です。

「カルデラ」というのは火山活動によってできた陥没地のこと。
そこに雨水が貯まると湖になります。

洞爺湖湖畔から。

湖の中央の島は中島と呼ばれる4つの島からなる群島で、一番大きな大島には遊覧船で上陸可能
手つかずの自然の中での散策が楽しめるそうです。

洞爺湖汽船公式ページ
[夏季運航コース(4月下旬~10月末日)]
運航時間:8:30~16:30(30分毎)
所要時間:
・中島に下船しない場合は約50分(駅前桟橋~中島~駅前桟橋)
・中島に下船した場合は30分後の船に乗り換えて約80分
[冬季運航コース(11月~4月初旬)]
運航時間:9:00~16:00(60分毎)
所要時間:・中島には下船出来ないため約45分
料金(一般):大人1,420円、子供(小学生)710円

洞爺湖ビジターセンター

公式ページ
住所:北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉142番5 (GoogleMapで開く
開館時間:9:00〜17:00(休館日:12月31日~1月3日)
入館料:無料(イベントは別途有料のものも有り)

ハンバーガーショップ    Hydune(ハイドゥン)

湖畔の洒落た感じのハンバーガーショップ・ハイドゥンで、大分遅めのランチタイム。

右に見えるビンはジュースではないようだ。
昼間っから大人の飲み物で失礼しました 。

Hydune(ハイドゥン)

公式ページ
住所:北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉70-6(GoogleMapで開く

アクセス情報

北海道内からの洞爺湖方面へのアクセス

最寄り空港)新千歳空港
電車)
・新千歳空港から:室蘭本線 新千歳空港~南千歳、南千歳~洞爺(特急利用) 約1時間30分
車)
・新千歳空港から:道央自動車道「千歳IC」~「虻田洞爺湖IC」109.1km
・札幌方面から:国道230号札幌~定山渓~中山峠~洞爺湖温泉 約2時間10分

参考ページ:洞爺湖温泉観光協会 / 洞爺湖温泉MAP / 道南バス(郊外路線バス)

洞爺湖・有珠山へでかけてみませんか?

いかがでしたか?大地の息吹を感じるスケールの大きい景色を見たくなったら洞爺湖有珠山へ出かけてみましょう。

今まで見た事が無い様な自然の姿を楽しめると思いますよ!

記事の訪問日:2018/9/1


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