【最新記事:2021.9.23】鴻巣前玉の三社を巡ろう!前玉神社・三ツ木神社・大野神社【埼玉県】

宮代町でサイクリング、動くSLが見れる博物館もあるぞ!【埼玉県】

宮代町でサイクリング、動くSLが見れる博物館もあるぞ!【埼玉県】

埼玉県東部に位置する自然豊かな環境の「宮代町」を知っていますか?町にはなんと!SLが動体保存されている博物館があったり、自然に囲まれた森のカフェで食事も楽しめ、ディープな農業体験をすることもできます。

レンタサイクルについても紹介しますので、散策やサイクリングで一日のんびり過ごすのにもってこいの町をご案内します。

「宮代町」はどんなところ?

東武動物公園駅

宮代町(みやしろまち)は埼玉県の東部中央に位置して、春日部市・久喜市・白岡市・杉戸町に隣接した町です。利根川系河川の大落古利根川(おおおとしふるとねがわ)を中心に河川や用水に恵まれ、水田や雑木林等の緑が点在しているのが特徴です。

町の中心の駅が「東武動物公園駅」であることからも分かる様に東武鉄道が誇る関東最大級のレジャーランド「東武動物公園」を有する町です。

また、東武動物公園駅には「日本工業大学前」の副駅名がついており日本工業大学のキャンパスがある町でもあります。

東武動物公園駅には昭和18年~平成16年まで、機関車・貨物車の整備を行う為の工場がありました。

工場で使われていた転轍機(てんてつき) のモニュメントが駅前にあります。

『進修館』自転車レンタル!

まずは、町歩きの情報を集めに「コミュニティーセンター 進修館」に立ち寄ります。

こちらでレンタサイクルもできるのですよ。東武動物公園駅西口を出てまっすぐ2~3分くらい歩くと目に飛び込んでくる個性的な建物が進学館です。なお、観光ガイドブックは宮代町のホームページでも見ることができます。(宮代町:観光ガイドブックのページ

宮代町には東武鉄道の駅が3つあるので(東武動物公園駅・姫宮駅・和戸駅)、起点の駅を決めて周辺エリアを散策するのがオススメです。

はい、進修館で自転車を借りました。古くてしょぼいママチャリじゃなくて、電動アシスト付きの自転車ですよ!快適です。宮代町民以外でもレンタルOK!

今日はこれで東武動物公園駅西口周辺エリアを半日サイクリングします。

この「進修館」は宮代町のランドマーク的な存在なので、立ち寄ったらまずはこの一風変わった建物を探検してみることをオススメします。

ぱっと見、全体がどんな形なのか?悩みながらの探検になりますね。

外観の斜めった不思議な形状の建物、内部から見ると採光面の効果を発揮していることがわかります。贅沢な空間の使い方をした建物ですねえ。

建物周囲をツタが覆っていますが、これは宮代町の特産物でもあるブドウの木です。収穫してワインを作ったりもするそうですよ。素敵だ。

コミュニティセンター 進修館公式ページ
住所:埼玉県南埼玉郡宮代町笠原1-1-1(GoogleMapで開く
開館時間:9:00~21:30(休館日:12月29日~1月3日、臨時休館あり)
アクセス:
電車)東武スカイツリーライン「東武動物公園駅」が最寄り駅、駅西口より徒歩5分
車)駐車場:45台+障がい者用2台

自転車レンタルについて
利用料:500円/台・日、利用時間:9:00~18:00
※利用の際、身分証明書の提示必要(運転免許証、健康保険証など)、自転車の台数は5台(程度)だと思います。

『宮代町役場』広場にSL

コミュニティーセンターの隣には「宮代町役場」があります。入口の看板はウッディーで味がありますな。

コミュニティー広場のSL

町役場隣接のコミュニティー広場には蒸気機関車が陳列されています

これは1898年(明治31年)にイギリスで製造されたもので、東武鉄道で1922年(大正11年)から44年間貨物列車用に使用されたものだそうです。1994年(平成6年)にコミュニティ広場にやってきました。

四季楽(宮代町)
四季楽(公衆トイレ)

コミュニティー広場には「四季楽」という公衆トイレがありますが、これはデザインも名前も町民からの公募ですべて決められた”メイドイン宮代トイレ”だそうです。

「役人の思い込みで公共施設を造らないように」というポリシーが形になった施設で、世の多くの政治家に紹介したい施設だな。

『工業技術博物館』大学内の貴重な博物館

町役場を後にして和戸(わど)方面に10分程度自転車を走らせると日本工業大学のキャンパスが見えてきます。

日本工業大学
日本工業大学

宮代町に本部を置く「日本工業大学」は工業系学部を中心とした私立大学です。
明治維新後、近代化に向けての人材育成の為に設立された東京工科学校が前身で、以降も「ものづくりスピリット」と「少年の冒険心」を大切にした実践的教育を一貫して行ってきた大学とのことです。

「工業技術博物館」は、1987年(昭和62年)大学創立80周年記念事業の一つとしてキャンパス内に開設された博物館。日本の産業発展に貢献した工作機械等、250台以上の機械を機種別・製造年代順に展示して一般公開している大変貴重な博物館です。

一般的には。。。、かなりマニアックな博物館ではあります!

工業技術博物館

この博物館が凄いのは大部分の機械が稼働可能な状態で保存(動態保存)されているという点。各機械もお願いすると動くところを見せてもらえる様だ。

なお、館内は撮影禁止なのでずらっと並んでいる機械群を写真でお伝えできないのが残念。工業技術博物館の公式ページに館内の写真が掲載されているのでそちらで雰囲気を感じ取って頂きたい。

国家プロジェクトで開発された大型ガスタービンなども置かれておりこれは迫力があります。かつての町工場の復元コーナーなどもありこちらはNHKのドラマのロケで使われたこともある様です。

工業技術博物館(日本工業大学)
工業技術博物館(日本工業大学)

この博物館の凄さが一番分かり易いのが1891年(明治24年)英国製の本物のSLの動態保存で、キャンパス内の軌道上で定期運行している!という事です。

本日は運行されていないので、車輌庫の外観と、ガラス越しでSLをノゾキ見するだけで我慢(苦笑) 。

工業技術博物館(日本工業大学)

「1891年イギリス ダブス社製蒸気機関車2100形-2109号」。昭和30年代までは実際に駅で使われていたご長寿車輌。国の有形文化財に登録されています。

工業技術博物館(日本工業大学)

距離120mのキャンパス内の蒸気機関車用軌道。SLが走る大学のキャンパスって凄くないすか?

工業技術博物館(日本工業大学)

「箱根登山鉄道 モハ1形-103号」は、1919年(大正8年)に製造された車両。元々は木製だった車体は昭和に入って半鋼鉄の車体に改造されています。2019年(令和元年)まで現役で使用されていたそうです。こちらもご長寿。

展示されているそれぞれの機械は日本が物作りの国として一番輝いていた頃を支えた技術の軌跡ですね。精密かつ鋼鉄の塊の様な無骨なフォルムの機械達はなかなかの存在感を発しており一見の価値があると思います。

出かける時はSLの運行日を確認して出かけることをお勧めします。

工業技術博物館公式ページ
住所:埼玉県南埼玉郡宮代町学園台4-1 日本工業大学内(GoogleMapで開く
開館時間:9:30~16:30(入館は16時まで)
休館日:日曜・祝日、8月中旬~下旬、年末年始(展示の都合による臨時休館あり)
蒸気機関車の運転予定日:工業技術博物館にお問い合わせ下さい。
入場料:無料

『女躰宮』ちょっと怖いエピソードも。。。

女躰宮(宮代町)

日本工業大学からコミュニティーセンター方向へ戻る途中にある「女躰宮」へ立ち寄ります。説明看板によると、”平安時代の悲恋の姫君を憐れんで菩薩を祀ったのが女躰宮の始まり”とあります。

女躰宮(宮代町)

さらに記述によると。。。大正14年10月の日光線の新設工事の際、元々あった場所から現在地に移転したところ相次いで事故が発生した為、翌年から毎年11月13日を女躰宮の例祭日としてともらったところ事故は減少。以来事故の守護神として篤い信仰を得て現在に至るとあります。

ふえ~、建物自体は変哲のないお社ですが、ちょっと怖いエピソードをもったスポットですね。

女躰宮
住所:埼玉県南埼玉郡宮代町中央3丁目1-28(GoogleMapで開く

『新しい村』村と周辺を巡る

再びコミュニティセンター脇を抜け、駅から1.5kmほど離れた観光農園「新しい村」へ向かいます。町から外れた緑のある広々としたエリアです。

「森の市場」「森のカフェ」、他も色々

新しい村(宮代町)

農産物の販売所「森の市場」と「森のカフェ」があります。カフェはカレーやピザなどが頂けますがどれも美味しいですよ!

「新しい村」では農業を宮代町の地域資源としてまちづくりに生かすという役割のもと色々な取り組みがされています。農産物の収穫体験もでき、市民農園もあります。さらにさらに田んぼまで備えており田植え体験もできるなど、ちょっとディープな農業体験も可能です。

一般向けのみならず農家向けの各種サポート事業を通して”農家を減らさない活動”も行っているそうです。

新しい村(宮代町)
新しい村公式ページ
住所:埼玉県南埼玉郡宮代町字山崎777-1(GoogleMapで開く
「森の市場 結」営業時間:9:30~17:00、定休日:毎週月曜(祝日を除く)
「森のカフェ」営業時間:9:30~16:00(ラストオーダー15:45)、定休日:毎週月曜(祝日を除く)

「ほっつけ」江戸時代の田んぼの技術

新しい村(宮代町)

「新しい村」にある田んぼは「ほっつけ田」と呼ばれる、江戸時代に当地「笠原沼新田」でおこなわれていた田植え手法によるものだそうだ。

水のたまりやすい低い土地だった為、沼を堀上げ掘り上げた土で盛った場所に田んぼを作ると水はけが良くなるというもの。 櫛の歯の様に田んぼと堀が入れ違いの状態になり堀の部分を「ほっつけ」と呼ぶそうです。

田植えシーズン前だったのでちょっとほっつけは分かりにくい状況でした。

「山崎山」雑木林の保全地域

新しい村(宮代町)
新しい村(宮代町)

新しい村エリアにある「山崎山の雑木林」は、緑のトラストと呼ばれる雑木林の保全地になっています。カブトムシやクワガタの観察もできるみたいっす。

昔はこういう雑木林ってもっと身近に沢山有った気がします。

「山崎遺跡」県内最古の鍛冶工房跡

新しい村(宮代町)

「山崎遺跡」は新しい村の外れの方にあります(少し見つけにくい。。。)。

案内板と見晴らし台・ベンチがあるだけで見学できる遺跡はありません。約3,500年前の縄文時代後期の遺跡と、約1400年前の古墳時代後期の住居跡が発掘されているそうです。また埼玉県最古の鍛冶工房跡があったそうです。

新しい村(宮代町)

「赤松浅間神社」ひっそりとたたずむ

辰新田浅間神社(宮代町)

「赤松浅間神社」は新しい村の近隣にひっそりとたたずむ神社。

江戸時代後半に富士信仰の神社として創建されたとされます。木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)という女神様が祀られています。

辰新田浅間神社(宮代町)
辰新田浅間神社(宮代町)

以前は赤松の大木があったそうです。

赤松浅間神社
住所:埼玉県南埼玉郡宮代町山崎(GoogleMapで開く

『東武動物公園』周辺

「東武動物公園」動物園も遊園地も楽しめる

東武動物公園(宮代町)

宮代町の最大の観光スポット「東武動物園」。本日は東側ゲートの横を素通りです。東側ゲートと「新しい村」は比較的近い場所にあります。

東武動物公園公式ページ
住所:埼玉県南埼玉郡宮代町須賀110 (GoogleMapで開く
営業時間:公式ページでご確認下さい
休園日:6月の水曜日、元日、1月の火・水曜日、2月火・水・木曜日
入園料(2021年5月現在):
[一般] 大人1,800円、中人1,500円、小人800円、シニア1,100円
[アトラクションパスセット](入園+乗り放題) 大人5,100円、中人4,800円、小人3,800円、シニア3,800円
[アトラクションパス](入園券別途)大人3,300円、中人3,300円、小人3,000円、シニア2,700円
*大人:18歳以上 / 中人:中・高校生:12歳~17歳 / 小人:3歳~11歳 / シニア:60才以上※要証明

「笠原小学校」個性的な建物にビックリ!

笠原小学校(宮代町)

東武動物公園の東側ゲートのすぐ手前に異国情緒ただよう個性的な建物が目にはいってきます。「笠原小学校」は本当にこれ日本の小学校なの?とちょっとびっくりするたたずまいで、東武動物公園に向かうお客さんも立ち止まって眺めている様子をしばしば見かけます。

1981年(昭和56年)に開校した学校で、象設計集団という個性的な建築家集団による設計です。「コミュニティーセンター進修館」も象設計集団による設計です。是非、建物をまじまじと眺めてみて下さい。

宮代町立笠原小学校公式ページ
住所:埼玉県南埼玉郡宮代町字百間1105番地(GoogleMapで開く

「蓮谷稲荷神社」鎮守様

蓮谷稲荷神社(宮代町)

「蓮谷稲荷神社」も東武動物公園の東側ゲート近くにあります。

宮代町ができる前に蓮谷村と呼ばれた水田地帯だった頃からある古くからの鎮守様。近くを通ったらお参りして行きましょう。

蓮谷稲荷神社(宮代町)
蓮谷稲荷神社(宮代町)

蓮谷稲荷神社
住所:埼玉県南埼玉郡宮代町百間1093(GoogleMapで開く

訪問スポットマップ

宮代町へのアクセス情報

宮代町(東武動物公園駅)までのアクセス
電車)
・「渋谷駅」から半蔵門線直通急行で約80分
・「大宮駅」から東武アーバンパークラインで約30分(春日部乗換)
・「柏駅」から東武アーバンパークラインで約43分(春日部乗換)
車)
・東北自動車道最寄りICは「蓮田スマートIC」、または「久喜IC」
・圏央道最寄りICは「白岡菖蒲IC」、または「幸手IC」

出かけてみませんか?

ちょっとしたサイクリングをするのにいい感じの町「宮代町」を紹介しました。

比較的埼玉県の中央エリアからも近い割には田んぼや畑も多い放牧的な景色が多く、のんびりした気分を味わうには良いエリアだと思いますよ。出かけてみませんか?


旅の予約はポイントも付く楽天トラベルがお得!

【記事の訪問日:2021/4/30】

近隣のスポットもチェック! 【あわせて読みたい】

埼玉県宮代町「象設計集団の建築物」

埼玉県杉戸町「宿場町 杉戸」を街歩き

埼玉県杉戸町「すぎと七福神めぐり」

Pocket